いや~すっかりご無沙汰でした!!
永遠のホリデーサイトを立ち上げるのに全力を使ったのか
その後「書きたい欲」」が一気に萎み、ネタばかり増えつつ
ちっとも筆をとれない日々が続き年越ししてしまいました・・・
しかし!!自己合い最重視なので無理はしないのですヽ(´▽`)/
ここで「頑張らなきゃ」なんて無理に更新すれば、その後本当にイヤになってしまいますからね。
お腹いっぱいの時は食べない。これ当たり前の対応♪そして充電は済んだので更新を再開します☆
さて、前置きはここまで
みなさん《占い》って何だと想いますか?
未来を予測・予知・予言するもの?
「未来・過去はこうだったのだから、こうしなさい」と指示するもの?
違います!!!!!
(いや、中にはそういうスタイルの占い師もいますけどね・・・)
それは占いの本質じゃないんです。
予知とは《個人的な予測》を強く主張したモノなので
確率・可能性の提示である以上
推測・憶測または統計データからの計算に過ぎません。
自作自演・出来レースでもない限り、すべては「~と思うよ」ってレベルの仮説。
だから《株価》とか《ギャンブル結果》とか《天災の起こるタイミング》とか、当たらないでしょう(笑)
それは占いの本分じゃないからなんですよ。
加えて《他人の行動やあり方を指示する》のも占いの本分ではありません。
それは宗教であって、混同すると占い=プチカルトになってしまいます。これもありがちですがね・・・
じゃ、占いって何の為にあるんでしょう?
占いの本分・当たるとは?
《当たるも八卦・当たらぬも八卦》という占いの本質。
なんだよ、どっちだよ!!って想いませんか?
何故、占いは当たったり当たらなかったりするのか・・・
その鍵は《当たる》というのが《何に対してなのか》によって変わる為です。
当たる=思い当たる
カウンセリングと占いの決定的な違いは以下の点です。
・クライアント自身から提示された材料をふまえて話しをする
・クライアントと全く無関係な視点から話しをはじめる
例えばタロットカードのような《偶然性》を用いる占いは
シャッフルして出たカードの絵柄・位置・意味合いをクライアントに見せます。
あくまで偶然なので、クライアントの意図は無視した結果です。
しかし、関係があるかもしれないという前提でカードの意味と時間軸を照らし合わせると・・・
不思議と《思い当たることがある》のです。
それは、とうに昔に忘れた《抑圧感情のキッカケ》であったり
複合感情・隠された本音などを浮き彫りにします。
何故「今」がこうなったのか?
占いは過去・未来ではなく現在を知る為に使うもの
占いに来る人というのは《現在の自分》に不満・不安・葛藤を抱えています。
現在が不安定だからこそ、過去や未来を気にしている。
占いとは《今が何故、今となったのか》を納得・肯定する為に使う道具なんです。
不満・不安・葛藤の原因が思い当たらない為に悩む人が「そういえば・そうだったカモ!」を得るきっかけを作るもの。
心の内のサーチライトがグルグル迷う中・・・
その角度を思いもよらぬ方向へグイ!っと曲げて
「まさか、そんなところに!?」を与えられる唯一の道具。
それは《あくまで偶然である》という切り口だからこそ炙り出せるんです。
カウンセリングはあくまで本人のサーチライトを尊重するスタイルなので
複雑に埋もれた(隠された)原因を表面化するのは難しい・・・
しかし、占いはクライアントの意図も占い師の意図も無視した《偶然》という答えを提示するので
「流石に関係ないだろう」と見過ごしている事に強くスポットを当てられる。それこそが最大の強みなんです。
現実=自分自身
永遠のホリデーでは《現実=本人の心の様相そのもの》だという見方が前提です。
(ここは固有振動数の話しになるので、詳しくは「愛の定義シリーズ」を御覧ください)
現実に不安・不満を抱く原因は全て《自己愛の抑圧》が根っこですので
まずは《我慢している本音・押し殺されたままの感情・見ないフリをしている自分の側面》と対峙する必要があります。
しかし、何重にも隠された自己愛はおいそれと掘り起こせません。
本人も埋めた場所を忘れてしまっている(無意識に封印している)為です。
ここで「不確かな証言内容」を元にプロファイリングして
失せ物を探すのも一手ですが、なかなか難しいものがありますよね。
要素や情報を整理するだけで見つかるレベルなら、自分で見つけられる場合が殆どですし
クライアントの証言が《本当ではない》可能性も高い為です。
しかし、占いは一方的にキーワードを突きつけるのみなので
《自分を騙す、セルフ詐欺》が作用しません。
強く抑圧されすぎて原因を忘れきっている・・・
その状態を逆手にとって、無意識に避けていた方向へと目を向けさせることが出来るから
気づいた時には《思い当たっている》という、セルフ詐欺師の騙し打ちが可能なのです。
すべては自己愛へと帰結する
人が幸せを得るために心を寄せるべきは《今》です。
今を肯定するには、抑圧感情と向き合う為に過去へ思いを馳せなくてはならない。
凍結された気持ちを開放し、認識を更新する必要があるからです。
しかし、自ら封印したパンドラの箱を開けるのは勇気がいりますし
基本的には「パンドラの箱などない!!」と否定してしまいます。
(否定してきた先にクライアントの現在があるのを認めない)
だから占いという《狂言回し・トリック・スター》が活躍するんですよ。
言い方は悪くなりますが「そんなものは関係ない」とタカをくくって油断しているからこそ
ハッと気づいた時にはパンドラの箱を見つけてしまっている(見つけることが出来る)というお膳立てが可能なんです。
逆引き辞書のようにキーワードだけを注視して、あみだくじを反対になぞっていくと・・・
指先はいつの間にか《最初の原因》へとたどり着いている。
それは無作為なキーワードを提示出来る、占いの性質あればこそなんですね。
本当に本当に関係ないカードが出てしまったら?
占いは《はずれる》ことになります。しかし不思議とそうならないんですね~
これも固有振動数の共鳴の成せる技でしょう。面白いですね~
占いが「はずれる・はずす」のはどんな時?
「知る」というのは、良し悪しです。
知ったからといって幸せになれるワケではない。
まだ知りたくない、心の準備ができていない人にとって
真実とは時に苦痛なだけです・・・
占いがどれだけキーワードを提示しても
その先にある《隠された自分》と対峙できる勇気がなければ《思い当たらないフリ》をしてしまいます。
何も思い当たることがない=はずれ ということ。
もしくは、占い師自身が占いの本分を忘れ
自分に都合のいいように拡大解釈したストーリーをクライアントに押しつけたり
「絶対こう!!」と言い切って支配・コントロールしようというとすると
自己愛を受け入れるお膳立てになりませんので《はずれる》可能性が高いです。
万が一まぐれ当たりしたとしても・・・
本来《自分の手・スピード・タイミングで掘り起こすべきだったこと》を横取りしてしまうコトになるので
突如真実を暴かれ拒絶反応を起こしたクライアントが、さらに厳重に抑圧感情を封印してしまうケースもあります。
それでは本末転倒ですね・・・
占い結果がどうなのかは、あくまでクライアント自身が決めることなので
占い師はあくまで《舞台材料を出すだけの黒子》でいい、それ以上踏み込むとやり過ぎ。
黒子はあくまで黒子。出しゃばって演出家や仕切り屋を気取るのは分不相応な行為なのですよ。
(ここを勘違いしている人がと、占い師&クライアント双方とても多いと思います)
《占い》とは、自己愛を見失った人へその原因を探り当てる為のキッカケを与えられる道具。
それ以上でもそれ以下でもないのです。