こんばんは。

 

春の夜空には、天の川があまり見えなくて寂しいけれど、惑星や銀河が良く見えるとかで、今時期は、乙女座近くに木星が綺麗なようです。

 

それで、夜空というか、宇宙というか、そんな繋がりで「スイングバイ」という言葉のこと。

去年、ある本を読んでから、日々の暮らしの中で、この言葉をよく思い浮かべるようになりました。

 
スイングバイ(英: swing-by)とは、天体の万有引力を利用して宇宙機の運動方向を変更する技術。 天体の公転運動を利用することで宇宙機を増速あるいは減速することができる。 重力アシストあるいは重力ターン、近傍通過とも呼ばれる。
 
スイングバイの詳しい解説は、JAXAのこのページに。
 

宇宙情報センター / SPACE INFORMATION CENTER :スイングバイ航法

 

 

 
 

スイングバイは、映画「はやぶさ」でも出てくるし、

(amazonプライムビデオにあったから三作見たけど、私は竹内結子のが好き。)

この間まんがパークで読んだ「宇宙兄弟」にも、宇宙関連企業の名前として出てきました!

この言葉を見つけると嬉しくなります。

 

実現するための、軌道計算とか工学的なこととか、私には難しくて理解とか想像を超えることだらけなんですが、遠くへ行く探査機を想い、
 
これって、私たちが生きていく中でも同じようなことあるよね、と感じたのです。
 
「人や物事との関わり合いによっては、自分一人では到底いけないところまで、行ける。」
 
なんていうふうに、大きく受け取っています。
 
自分は今、いいチームの中にいる、出来ないと思っていたことが出来た、勢いづいてる、なんて感じるときは、スイングバイしてるって思う。
自分には無理かもなどと、ちょっとくじけたときとか、うまくいかないときにも、今まで出会った素敵な人を思い浮かべ「スイングバイだよ!」って心の中で呟いて元気をもらった気分なることも。
 
ちなみに、去年読んだ本、というのは、これ。
宇宙ロケット発射台がある種子島みたいな架空の島が舞台。島の小学校にいわゆる山村留学みたいに「宇宙」留学した小学生が主人公。今より少しだけ未来のお話。

 

 

 

うちの子どもたちも、こういう年齢になっていくんだな。

宇宙留学とまではいかなくても、多感な時期、いろんな経験をしていくのだろうな、なんて思いながら読みました。

 

私のほうは、多感な時期は遥か遠くになったけれど、

これからも、行きたいところや思いがけないところに行くために、人や事と関われたらと思う。

動いていい影響をもらい、時には私も引力になって(ぜひいい意味で)。

どんな重力の影響をうけたいかは、もちろんしっかり選択しつつ。ときには思いがけないことも楽しんで。

 

引力やや重力やら、言葉の使い方はちゃめちゃだし、なんだか、恥ずかしくもあるけれど、そんなことを考えています。

 

ではまた。