「決別」
あの日繋いだ何もかもを
あの時交わした約束を
生まれて生きて来た日々を
決して忘れた訳じゃない
眩しいくらいに晴れた空も
降りやまぬ程の雨の日も
白く輝く雪の舞い散る夜も
一人きりじゃなかった事
振り返ればこんなにも幸せな日々の中で
僕は何を失って忘れて...消してきたんだろう
強く差し伸べられた その手をどうしても
上手く掴むことが 出来ない僕の事を
それでも諦めることなく いつも
手を伸ばし続けてくれたよね
優しく限りなく綺麗な その瞳をどうしても
ちゃんと見つめられない僕の事を
いつか諦めてしまっても きっと
僕は感謝し続けていくからね
あの日語った夢の続きを
あの時感じた温かさを
共に過ごしてきたこの日々を
決して忘れた訳じゃない
死ぬほど辛い孤独な夜も
それでも笑えたあの朝も
前を向いて歩こうと思えたのも
一人きりじゃなかったから
振り返ればそこに必ずあると信じてきた
僕は今どこに去って...しまったんだろう
いつもそこに居てくれた 君の事をどうしても
傷つけてしまうような こんな僕の事を
それでも咎めることなく いつも
守り支え続けてくれたよね
「大丈夫」だと信じてくれた 君の事をどうしても
ちゃんと信じられずにいる こんな僕の事を
いつか捨て去ってしまっても きっと
僕は感謝し続けていくからね
すれ違い過ぎ去る日々の中で僕らはずっと
繋がり続けていくことを 祈ってた僕は
またそうやって逃げてしまうような
そんな気がしてしまってる
何か変わった訳じゃない変えた訳じゃない
本当に変わろうとしていた先の僕は
どこで迷って見失って間違えて
こんな風になったのかな
強く差し伸べられた その手をどうしても
上手く掴むことが 出来ない僕の事を
それでも諦めることなく いつも
手を伸ばし続けてくれたよね
優しく限りなく綺麗な その瞳をどうしても
ちゃんと見つめられない僕の事を
いつか諦めてしまっても きっと
僕は感謝し続けていくからね
この時が決別に終わったとしても...笑顔で