先日偶然に観たNHKの番組の中で合葬墓」(共同墓地)「墓友」というのを紹介していました。

 

合葬墓・・・「共同墓地」とは、お互いに知らない同士の複数人が、一緒に納骨する場所のこと

墓友・・・死後には共同墓地などといった同じ墓に入ることを前提として付き合っている交友関係

 

https://www.nhk.or.jp/shutoken/chiba/article/019/33/

 

と言う事のようです。

 

私は2017年のステージⅣのがん宣告、半年の入院手術放射線治療からの退院後、生まれ故郷の兵庫県に戻って1番にしたことが自分と妻が入る永代供養墓の契約でした。それまでは「人生100年時代、年金受給は先送りにして働きましょう!投資をしましょう!」と言う政府の言葉を鵜呑みにして、「まだ若い!!人生これから!!」と思っていたのが、いきなりがんで余命宣告を受けて「人生の終着駅が目の前に来ている。投資で博打をしている場合やない、年金は早くもらわねば1年後には、いや明日この世に居ないかもしれない。払い損はくやしい。今を楽しもう!!そして、自分が入る墓だけは作っておこう!!」と思うようになりました。

 

(※がんで余命宣告を受けて入院。退院後、一番にしたのは自分と妻が入る墓作りでした。BIGTOEという名前でデザインも自分で描けると言う事で決めました!!)

 

母が亡くなる2年前に「内孫(私の娘)は女の子でやがて嫁ぐだろうから嫁いだ後にお墓の世話をさせるのは可哀そう。墓終いをして永代経墓を申し込もうと思うがどうか?」と相談を受けました。そして現地に両親と赴き同意して決めたのです。

 

2年後に母が亡くなり、さらに1年半後に父が亡くなりました。その翌年に両親より30歳近く若い自分がまさかの「がん宣告」を受けたことから、墓終いはとても良いタイミングでの決断だったと思っています。

 

テレビで見た合葬墓、墓友という考えですが、今までは「知らない人と同じ墓に入りたくない!」という方が多かったと聞きます。その気持ちわかります!!それが生前から合葬墓を申し込んだ人同士が定期的に集いお互いを知る機会を持つことで蟠りが無くなったそうです。

私的にはとても良いことかと思います。血を分けたきょうだいでも「こいつとは一緒のお墓に入りたくない」という人も居ますし、血縁関係でなくても「この人とならあの世でも一緒に楽しく酒を飲めそう!!一緒に暮らしたい!!」という友も大勢いるからです。

 

先祖代々続く墓を守っていくという考え、とても尊く素晴らしいことかと思いますが、少子化、核家族化が進んだ昨今、後継ぎがいない、墓守がいないというのは良く聞く話です。実際に無縁墓、荒れ放題の墓地も多いと聞きます。永代供養墓に加えて、合葬墓、墓友、これもひとつの生き方、死に方、考え方かなと思います。

 

今は、総戒名に朝晩手を合わせ、両親の命日には永代供養墓に赴き手を合わせることにしています。孫息子たちもそうしてくれることを願いながら。

 

【今日の公園筋トレ】

◎ワイドグリップチンニング 20回~15回×10セット

◎ハンギングレッグレイズ 20回×5セット

※8日のスローブルガリアンスクワットによる筋肉痛が尻にがっつり来ています。超気持ちいい!!(笑)

(※常光寺南公園の桜は今が満開です!!)

 

(※相変わらず公園に家庭ごみを持ち込み捨てていく輩が後を絶ちません。取っても取っても出てくる。まるで公園のがん細胞です。)