柚子丸の爪切りで
気づいたことの覚え書き



爪切り。
咬むことは無いけど、地味に嫌がる。

爪切りの用意をして、
「ごろんして」
で、ちゃんと横になる。

一見良い子。


でもいざ切ろうと後ろ足を持つと。

まだなーんもしてない内から、
足をぴっ!と引く…。


専門時代から爪切りがとにかく苦手な私

保持が下手くそ&刃物ビビリなので
ささっと手早く切れない…

なのでちまちま切るわけですが、
そのたびに足ぴっ!とされて手元が狂うし、
どうにかパチンパチンと切ると
今度はその都度体を起こすので、
次第にイライラが募る…



未熟者の私には、
この状態をなかなか『諦めた状態』に持っていけず…

色々やればやるほどぎゅぎゅー!と緊張して、
しまいには力入り過ぎて震え出すことも…





でも昨日は、
比較的落ち着いて出来た



いつもはこの姿勢↓

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(ブログに載せるために、爪切り後に
もっかいこの姿勢にして撮影)

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しっぽきゅーん!
足ぎゅー!
顔びきーっ!!

この姿勢にして後ろ足を持つだけで、
この感じ。

緊張しまくり。






それが、この姿勢やと…

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おや
嫌がり方…マシかも



たまーに足がぴくっとすることはあっても、
座ってるので手元が狂うほどでもなく。

まだちょっと緊張はしてるものの、
ガッチガチとゆうこともない。



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こーゆう感じで切る。

問題は、断面が見えにくいので
流血しないよう切り過ぎ注意。






えぇ感じや~ん

と後ろ足の爪を切り終わり、
このままの姿勢で前足も切ろうとしたら、
ごっつ切りにくい


また嫌がるかも?と思いつつ、
ごろんさせて切ってみたら…


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あれ?
おとなしい?

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無抵抗…


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これはもしや…
『ちーん』の状態?!


とゆうか、
何やったら寝かけてる?

パチンパチン切ってるのに、
白目むきかけてる?!





とゆうわけで、
はじめて無抵抗リラ~~ックスの爪切りが出来たのでした


わーい!






…で終わらせるのではなく、
何でうまくいったのかを考えてみる




考えるのは、
爪切りが上手くできた今回、
いつもと違うところはどこなのか。




後ろ足の爪を切った時、
いちいち体を起こすのは、
柚子丸の場合、
『咬んで止めさせたろ』とするのではなく、
ただ体を起こす。
そのまま柚子丸の行動を止めずに
様子を見てみると、
口を爪切りのとこへ持ってくることもなく、
よいしょ、と座る。
「ごめんちょっと一回座るわ」
とゆう感じ。

ごろんの姿勢やと怖すぎる?
恐怖心が高まりすぎる?
から、あかん怖い座ろ、となるのか?


もしくは、
イヤやから逃げようと試みる。

座ったらどうにかなるやろ
 →どうにもならんかった
    →諦めるしかない の状態?





後ろ足が終わって前足の爪を切る時。
いつもならこの頃には
『もういややぁー!』になってる。


柚子丸は前足より後ろ足の方が敏感?で、
前足はぴっ!とすることも少なくて
まだやりやすい方やけど、
それでも無抵抗リラックスで切れたことはない。

爪切りぺろっとしようとしたり、
地味ーに抵抗したりする。



この日は、
後ろ足でイヤイヤ感が高まり過ぎずに終われたから、
前足もイヤにならんかったのか?

いつもはフローリングでごろんやけど、
(掃除しやすいように…)
今日はカーペットの上やったから寝心地が良かったのか?

それとも、後ろ足を問題なく終われて、
私が全然イライラせず、
「まるすごいや~ん」とゴキゲンやったから、
柚子丸もイヤにならんかったのか?



考えて、
「こうかな?」と思ったことを
次回に活かす。


柚子丸の場合、
次回気をつけてみるのは
姿勢、場所、あと切る順番も。



すぐには答えに辿り着けんくても、
考えて、一個一個試して潰していけば、
正解が見つかるはず。







私はまだまだ犬を一瞬で見抜くことは出来んし、
心理を正確に読むことも出来ません


それでも、以前に比べたら、
『もしかして◯◯かも?だから△△になった?』
『いやでも◇◇とゆう可能性も…』
『じゃあ××したらどうやろ?』
と"考えること"が出来るようになってきた。


以前はほんまに、
『何でやろー?あははは~』レベル。

考える材料が自分の中に無かったから





犬を知れば、
正確に読めなくても、
何でそうなったのかを考えることが出来る。
考えることが出来たら、対策も思いつく。

対策してみて変わらんかったら、
別の方法を考えればいいだけ。



犬を知らんかったら、
『なんであんたはそーなの!』って
犬を悪者にして、
犬のせいにして、
イライラしたり、
考えずに人が諦めてしまう。



犬が失敗した時、
失敗した理由を考えず、
失敗した事実だけ見て腹を立てるから、
失敗したことを咎める時に感情が入る。
感情で怒ったら、
犬にも何で怒られたんか伝わらんし、
怒った方も『犬に当たってしまった…』て罪悪感に苛まれる。
やから怒りたくない。
でもまた失敗される。
怒りたくないのに、何でまた失敗するの。
何で私を怒らせるの。
イライライライラ…で、爆発。
の悪循環。




失敗した理由に気付けたら、
失敗しないように誘導したり、
対策してあげることもできるし、
対策した上で失敗したとしても、
「あー、ここがまだあかんかったかぁ」
て反省して、次に活かせる。

失敗した理由がわかれば、
失敗させずに済む方法もわかるし、
何を叱ればいいかもわかる。

叱るべきことと
自分が反省すべきことが分かれば、
感情で怒って罪悪感に苛まれることもなくなる。




犬を知れば、叱り方も分かる。
※叱り方=
  してほしくないこと、好ましくないことを"犬に分かるように"伝える方法


殴ったり、
説教したって、
犬には伝わらん。


「人の話が分かるコなんでよく聞いてるし言うたら分かるんです」
て言う人が居るけど。

大体は、人側があまりに理解が無いから、
犬がちっこい脳みそフル回転させて頑張ってるおかげなんちゃうかな。
犬よりでっかい脳みそ持ってるんやから、
犬に任せんと人が頑張ってあげようよ。

ほいで、話よく聞いてます~ゆうてる割に、
いっこも言うこと聞いてないやん、てゆうね(^^;;

人の話が理解できて、
言うて聞かせてわかるんやったら、
何でいつまでも吠えたり咬んだりする?

そもそもの間違いはどこにある?

そこに気付かんと治るもんも治らんし、
止まるもんも止まらんね。





爪切りの覚え書きから
おっそろしいほど脱線して、
マジメに長々と書いてしまった

しかもかなりえらそーに!

私なんぞがえらそーに!!!!



しかも最後ちょっと愚痴っぽくなった…(^^;;



なんか、
知ったかぶりで分かってる風に書いてますが、
失敗談は私の経験でもあるのです

犬知らん時はほんまにそうやったから。
そうなってしまってたから。




自分もまだまだ未熟者で、
ちょっと知り始めた今でも、
出来てないことがあるから、
(実際爪切りうまくいかんくてイライラしてもーてたし)
気をつけなあかんねっていう意味も込めてね。




…こーゆうの、
どう話したら人に伝わるのかが悩むところ






犬が失敗したり、
失敗を怒ってしまったり、
罪悪感を感じてしまってたり、
犬のせいにして諦めようとしてる人が居たら、
犬という動物を知ったら解決できたり、
犬との生活がもっとラクになったり、
楽しくなったりするかもなので、
知ろうとしてみるのもいいかもですよー。


…と、えらそーついでに言うてみる







あっ
柚子丸の爪切りが上手くいった理由!
「こうなんちゃう?」みたいなんとか、
「それちゃいまっせ」とか、
「うちのコはこうでした」みたいな体験談とかあれば、
是非教えてくださーい!!!



(…て書いて、何の反応も無かったら切なすぎる…ドキドキ



お…お気軽にどうぞ!!(ドキドキ






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