「ダメな人間」という種は存在しない | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「自分が嫌い」

 

 

昨日、

こんな記事を書きまして。

 

 

目の前の現実は、

全体のごくごく一部しか

僕たちは認識できないにもかかわらず、

 

「それがすべてだ」

 

という風に

誤って解釈してしまうため、

僕たちは、

何も見えていないし

何も聞こえていない

と言ってもいい状態だと

書きました。

 

 

そしてそれは、

Google Earthみたいに、

全体のごく一部に

グググッとフォーカスするからこそ、

起きている現象で、

スマホ画面には

その場所しか映らないもんだから、

他の場所は「ない」という風に

解釈されてしまっているわけです。

 

 

目の前の現実では、

いろんなことが起きています。

 

 

楽しいことも

悲しいことも

嬉しいことも

腹の立つことも

無数のことが起きているんですが、

そのときの自分の状態、

つまり、

「気分」によって、

どこにフォーカスするかが

自動的に決まってしまって、

Google Earthみたいに

「そこ」だけにフォーカスして

それしかないという風に

誤認しているんです。

 

 

「嫌なことばかり起こる」

という風に感じている人は、

「嫌なこと」にフォーカスしているんです。

 

「楽しいことばかり起こる」

という人は、

「楽しいこと」にフォーカスしているんです。

 

「奇跡ばかり起こる!」

と思っている人は、

「奇跡」にフォーカスしているんです。

 

その違い。

その差だけです。

 

 

目の前の現実は、

僕たちの想像を遥かに超えて、

実に

いろんなことが

「いまこの瞬間」に起きているんですね。

 

 

その中から、

何を取り出すかは、

こちらの選択の話しだということです。

 

 

この

Google Earthみたいな

フォーカス力って、

なにも

目の前に現実だけに

機能しているのではなくて、

他のところにも

機能しているんですよ。

 

 

ウエダミツトシです

こんにちは

 

image

 

じゃあ、

どこに

このフォーカス力が

機能しているかというと、

 

自分自身

 

です。

 

 

自分にも

このフォーカス力を

起動させているんですね。

 

 

何か良いことがあって、

いい気分になっているときは、

自分の良いところ

関心が向いているでしょう?

 

 

そうすると、

自分の良いところばかりが

目につくようになって、

周りにも

良い影響を与えているように感じて、

益々

気分が良くなっていく。

 

 

逆に、

何か嫌なことがあって、

気分が落ち込み気味なときは、

自分のダメなところ

フォーカスしていて、

その影響で

いかに自分がダメ人間か

というところばかりを

脳が拾ってきて

益々気分が落ちていく

ということが起きているんです。

 

 

自分のどこにフォーカスしているか。

 

 

自分の良いところなのか

それとも、

ダメなところなのか。

その違いで、

自分に対する印象って、

180度変わってきてしまうんですね。

 

 

どれも自分なのに。

 

 

良いところもダメなところも

本当は

どちらも自分なのに、

そこだけにフォーカスすることによって、

それ以外の自分が見えなくなって

それが自分のすべてだみたいな

そんな感覚に陥ってしまうのです。

 

 

自分の良いところに

フォーカスしているときは

いいんです。

 

 

なんでもできそうな気になっているし、

自信もあるから、

もっと良いところが

見えてくるようになる。

 

 

でもこれが、

ダメなところに

フォーカスしてしまっていると、

本人は

けっこうしんどいと思います。

 

 

何をやっても

「ダメだな」としか

感じられないので、

益々自信を失っていって、

最終的には

生きるのが嫌になっていきます。

 

 

生きる価値がないみたいな。

生きている意味がないみたいな。

生きているだけで

誰かに迷惑をかけてしまうみたいな。

 

 

そこまでいってしまうと、

もう自分では

どうやって

フォーカスを変えていいかさえも

わからなくなっていると思うので、

これはけっこう

しんどいと思います。

 

 

できるなら、

そうなる前に

少しでも

フォーカスをズラせるといいんですけど、

自分では

その自覚がないので、

気がついたときには、

そのモードに

なってしまっているかもしれません。

 

 

まあこれは

仕組みの話しなので、

事実は

どれも自分なので、

それしか見えていなくても

その反対の自分もいるということを

いまのうちから

覚えておくといいと思います。

 

 

人はよく、

「自分」を探しますが、

探される固定化された自分なんて

どこにもいなくて、

探しているほうが自分なんで、

決して見つかることはありません。

 

 

ただ

その瞬間瞬間で

沸き起こっている自分が

いまここにいるだけです。

 

 

できる自分もできない自分も

優しい自分も厳しい自分も

真面目な自分も怠惰な自分も

正直な自分も嘘つきな自分も

どれもすべてが

いまこの瞬間に

同時に存在していて、

その中から、

どの自分にフォーカスしているか

それだけなんです。

 

 

ダメな自分にフォーカスすれば、

ダメな自分としての現実を体験します。

 

 

できる自分にフォーカスしていれば、

できる自分としての現実を体験するのです。

 

 

現実のどこにフォーカスするのかと同じで、

本来は、

「引いて見る」

「俯瞰する」

つまり、

フラットに全体を見た上で、

「ここ」

という風に、

自分が好ましいと感じるところに

フォーカスできればいいのですが、

あまりに

ダメなところに

フォーカス慣れしていると、

「引いて見る」

「俯瞰する」

ということが

うまくできない場合があると思うので、

まずは、

自分の良いところに

フォーカスするクセを

つけておくといいと思います。

 

 

そうやって

自分には

こんな良いところがあるんだという

自己認識になると、

自然と

心に余裕も出てくるので、

そうなって初めて

 

「引いて見る」

「俯瞰する」

 

ということが

できるようになると思います。

 

 

人は

自分に対しても

フォーカス力を

発動させています。

 

 

自分という存在は、

固定化された

 

「こんな人間」

 

ということは一切なくて、

もっと曖昧で

その時々によって

沸き起こる衝動によって、

全然違う人間になりうる可能性を

孕んでいるわけです。

 

 

だから、

「私はダメな人間」

という風に

フォーカス力を使ってしまうと、

延々と

 

「ダメな自分」

 

を観測し続けることになるので、

 

「ああ、私ってダメだな」

 

と思ったときは、

少し言葉を言い換えて

 

「ああ、私はいま”ダメなところだけ”を

 見ているんだな」

 

という風に言ってみてください。

 

 

「私」がダメなんじゃないです。

私の

ごくごく一部分の

「ダメなところ」だけに

フォーカスしているのです。

 

 

これは

全然違う話しですぞ。

 

 

自分がどんなに

「ダメな人間だ」という風に

感じていても、

事実は違います。

 

 

必ず、

その真反対には

違う顔を持った自分がいます。

 

 

なかなか

そうは思えなくても、

 

「どうやら、そういう自分もいるらしい」

 

ということだけは、

忘れないでな。

 

 

これ、事実だから。

 

 

「ダメな自分」なんていう存在は、

この地球上のどこを探しても

絶対に見つからないんだべ。

 

 

《終わり》image

 

 

 

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