陽子線治療 | 34歳で肺がんステージ4 骨転移&癌性髄膜炎でも諦めないblueのブログ パパガノコシタイモノ

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陽子線治療とは、従来のX線を使用する放射線治療とは異なり、水素の原子核である陽子を用いた放射線治療です。



X線は、身体に入った直後が最も放射線量が高く、身体の奥深くに進むほど低くなるのに対し、陽子線は、がん細胞の形に合わせて陽子線の深さを調節することができるので、正常細胞への影響は最小限に抑えながら、がんに最大エネルギーを当てることが可能です




前回紹介した重粒子線治療とよく似ていますが、それぞれ特徴があるようです。




・威力は重粒子線の方が陽子線より2~3倍強力

・正常細胞への影響は陽子線の方が出にくいと言われている

・陽子線は色んな角度から照射が可能




このような違いがあります。




陽子線治療も、重粒子線治療と同様に、ステージ1の場合は手術に匹敵する効果があるようです。




局所進行がんでは、ステージ3のうち、同一肺葉内にとどまっている場合、リンパ節転移がない場合、リンパ節転移があっても、元々のがんとまとめて照射できる範囲にとどまっている場合などに限られているようです。ステージ4については、重粒子線治療の記事でも書きましたが、実際に医療施設に問い合わせて話を聞きに行ってみないとわからないといったところでしょうか。




治療費は、重粒子線治療と同様、約300万円、保険適用はなく、全額自己負担です。民間の生命保険で先進医療の特約が付いている場合は自己負担はありません。




この治療法ほ、前回も書きましたが、作家のなかにし礼さんが食道がんを治療したことでも有名です。保険適用でないためか、初期のがんでも、手術しかない、手術が嫌なら抗がん剤治療しかないと、複数の名医といわれる方に言われたようで、通常、病院ではこういう治療法があるというのも教えてくれないようです。




施設は、福島、茨城、千葉、静岡、福井、愛知、兵庫、鹿児島にあり、今後も増えていくみたいです。施設名は下記厚生労働相のサイトで確認することができます。陽子線治療は6番、重粒子線治療は11番です。↓








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