初めて大地に降り立ちました。
恐る恐る
木立の中を進みます。
足が痛くならないと、いいなぁ。
登り、20分くらいでしょうか。
全く問題ありませんでした。
はじめは、足首が固定されて重たいし
スキー靴みたいに違和感ありありだったけど
少し慣れてくると
安心感のある安定した歩行ができました。
最近の傾向として、
こんなふうに足をがっちり守る靴よりも
足裏感覚を磨き、筋力を強化して
正しい姿勢で地面を感じながら歩くのが
今の山歩きの一つの風潮でもあります。
人間は本来そうやって
足裏で大地を掴んで歩いていたからです。
山仕事の人は地下足袋で山を歩いていたりしますしね。
ですから、トレランシューズで山登りしたり
サンダルで山を走ったりする人も居ます。
だけども。
サンダルや地下足袋で
山を歩いたり走ったり出来る人は
健康志向で身体能力が高く
日常的に足を鍛えているんだろうと思うのです。
足が強いから捻る心配もなく
身体の使い方をよく熟知しているから
どんな場所でも思ったように足運びが出来るんだろうなと。
それに引きかえ…
私は残念ながら
ぬる湯に浸かった
ザ!現代足。( ;∀;)
車社会の申し子です。。
悲しいかな、そんな研ぎ澄まされた筋力を
このヘタレ足に宿そうなんて
不可能にも程があります。(-_-:)
私のような不安定極まりない
現代足には
足をしっかりと守ってくれる靴に
しっかりと頼って山に行くのが良い
と、思う次第であります。
今回歩いてみて思ったことは。
意外と、足痛くないぞ!
まだ革がとっても固いから
若干当たるところは確かにある。
でも、思ったほどじゃなくて安心しました。
下りがとくに
なぜか足が気持ち良くて
足が包まれてる心地よさに感動しました。
これとは違うけれど
巣鴨のゴローとか
安藤製靴とか
山幸とか
調べたら、昔ながらの職人さんが作る
革の登山靴のニーズは
まだまだ根強いようです。
修理しながら長く愛着を持って履き続けられる
革の登山靴を愛用する人は
少数派にせよ
存在し続けるのでしょう。