お山の朝は寒い。
窓の向こうにポッコリ見える子持権現と、
朝のホットコーヒー。
2階の窓からオレンジ色の朝日が見えます。
ゴソゴソと朝の準備を済ませます。
小屋の中には色んな備品が置かれています。
薪ストーブにつかう斧やノコギリなんかも置いてありました。
ホウキとチリトリで小屋内をお掃除して、
一晩ありがとうございました。
と言っても、まだもう少しお世話になるのです。
瓶ヶ森に行って戻るまで、寝具など使わない道具をデポさせてもらおうと思います。
荷物が軽くなり、いざ出発。
山荘しらさ前で、朝の石鎚山にご挨拶。
良いお天気で、良い一日が始まる予感。
山荘前から縦走路に進みます。
振り向くと、下に山荘しらさが見えてきた。
清々しい朝の山々を見ながら進んでいくと、
崖があらわれました。
この崖は、避難小屋の窓から一晩中見えていた、あの子持権現山。
日陰にはまだ雪が残ってる。
子持権現山の取り付きを、ちょっくら見てみようということになり。
次男は神様の前で待っていることに。
父、長男、私の3人で、少し見に行ってみる。
ここが取り付き。
空に向かって一本の鎖が真っ直ぐ伸びてます。
ほとんど垂直の80メートル。
そして…
行ってしまった、我が家のお猿大とお猿中の2匹が。🐒
下で待機していると、落石がコロコロ落ちてくる。
ちょっとここも危険。
あとで送ってもらった山頂写真。
ガッツポーズの長男です。
あのピーっと真っ直ぐ伸びた垂直の登山道?
を、登ったんだね。
私はもちろん、登れないし降りられないので、登りませんでした。
そう、子持権現は登ったら降りなくてはいけないのですけど、
長男曰く、登るよりも降りる時のほうが怖かったそうです。
というわけで、このあといよいよ
林道開通前のひっそりと静かな瓶ヶ森に到着するのですが、
その話はまた書きたいと思います。