4月23日に、オリオンビールが買付会社「オーシャン・ホールディング」に買収されることが決まりました。

オリオンビールは消費者ニーズの多様化や価格競争の激化などを理由に、沖縄県外や海外での事業拡大も踏まえた経営体制の確立を模索し、新たな株主を探していたとのこと。
そこで今回のオーシャン・ホールディングによる買収ということになったようです。

これにともない、オリオンビールの10%の株式を所有していたアサヒビールも株式を一旦買付会社に売却するようです。ただ、この買付会社の株式を同額購入するとのことなので、アサヒビールとしては、影響力はこれまでと変わらず維持するようです。

今回の買収にあたってオリオンビールは、①幅広い世代から愛されるビール会社となること、②沖縄に根差した企業としてのDNA を維持すること、③若い世代の社員が誇りを持てる真の沖縄の代表企業になることを掲げ、この話を進めていたとのことなので、変わらずオリオンビールの魅力は県内外に伝え、さらに海外などへ強く発信できる企業へと大きく拡大していきたいとの想いがあったと思います。

今回の買収によって、今後は、国内のみならず海外でも広くオリオンビールが見られるようになるといいですね。