​楽しさは面倒のその先に



先日のこと。

人一倍、面倒なことが大嫌い。故に練習も大嫌い。なある生徒さんと話をしました。



「あなたが面倒なことが大嫌いなのはわかっている。


でも、一生懸命にやりさえすれば、ぐんと伸びる能力があることにも気付いている。


やればできるけど、やらないタイプだよね。


もしかして、他の習いごとでも同じようなことを言われているのでは?」

 


というようなこと。



すると、


「やれはできるって言われたのは初めてだけど、前、〇〇(他の習いごと)を一生懸命にやっていたときは、大きな賞を取ってたんだけど、面倒になってがんばらなくなったら、賞のランクが下がったんだよね」。



...やはり。

なんともったいない。



でも、面倒だからやりたくなーい。という気持ちがピアノに対してだけのものではないということがわかったのは収穫。



このタイプは、お小言の類を華麗にスルーするスキルに長けていますので、

何を言っても響かないのですよね。

 


なにかほかの方法を考えなければ。



この生徒さんがいつか、面倒なことを越えたところにあるピアノの楽しさに気づくことができる日がきますように。