​高1ちゃんとの会話。これでよかったのかも。



当ピアノ教室、発表会も強制ではないですし、

イベント的なものも行いませんので、


他の生徒さんが知らない、隠れキャラ的な生徒さんがわりと多くいます。



高1♡ちゃんもそのひとり。



小学生の頃は発表会にも参加していましたので、

一部の生徒さんは知っているかもしれませんが。



そんな♡ちゃん。

ふと気づけば、レッスンを始めて10年が経過していましたので、

先日のレッスン中、思い切って聞いてみました。



「今までに、お母さんとの間で、レッスンを辞めたいとか、辞めなさいとかいう話が出たことはないの?」


「うーん、そもそも辞めたいと思ったことが全くない。だから、そういう話が出たことは一切ない。」


この答えには、結構、驚いてしまいました。




というのも、♡ちゃん、

この10年の間には、他の習いごとや塾で相当に忙しい時期もありましたし、


中学生の頃も今も、部活をしていますし、


受験も2回挟んでいますし...



ずっと、練習量も少なく、

発表会前などは、険悪な雰囲気のレッスンになることもありましたし、


あまりピアノは好きではなく、辞めたくなったことも多々...かと勝手に思い込んでしまっていました。



それでも、実は、辞めたいと思ったこともなく、


中学生の頃はスポーツ系の部活だったのに、高校では吹奏楽を選び、


今も、のんびりペースではあるものの、着々とレパートリーを増やしている。



こちらは、いろいろ焦ることもありましたけれども、


結局、これでよかったのかもしれない、と思うことができました。




全て、ずっと見守ってくださり、送迎してくださった保護者様のおかげですね。



本人の意思とは関係なく、時間的、経済的な問題が発生すると、

真っ先に切られてしまいがちなのが、芸術系の習いごとの宿命ですし。



何の問題もなくとも、塾や英語以外の習いごとは小学校卒業までというご方針の方も多いですし...



本当にありがたいことです。

心より感謝申し上げます。



♡ちゃん。

これからもコツコツとレパートリーを増やしていきましょうね。