​【大事なことなので何度でも】練習しないと楽しくはならんのよ...という話



何度も似たようなことを書いてはいるのですが、ものすごーーく大切なことなので、ここら辺で再び。



「練習しないし、レッスンも楽しくないと言うから、辞めさせたい。」



という保護者様のご意見をネット上などで目にしたりなどすることが、まあ、わりとしょっちゅうあるのですが。



厳しいことを言わせていただくならば、 


練習が足りていなければ、そりゃあ、レッスンは楽しくないでしょうね...


というのがこちらの本音。



レッスンというものは、

いえ、ピアノというものは、



練習すればするほど、楽しくなるし、

練習しなければ、なかなか面白くはならないもの



なのですよ。残念なことに。

 



当ピアノ教室は、基本、甘々ゆるゆるの教室で、

中高生や、中学受験をする小6生には、


「練習してこなくていいよー。レッスンで弾くだけでも大分違うから!」


などと言ったりもしていますけれども、


それは、あくまでも、そこに至るまでの数年間の練習で基礎基本ができているからこそ、


練習無しでのレッスンがそれなりに成り立っているわけであって。


 


習い始めの数年間の段階から、ろくに練習せずにレッスンに臨んだところで、


つまらない、他の習いごとのほうが楽しい、ピアノ嫌い...


となるのは、ある意味当然のことなのですよね。

 



しかも、練習習慣などというものは、

お子さんがひとりで身につけられるものでは決してなく、


保護者様のご理解ご協力無しではどうしようもありませんし...




様々なことをお子さんの自主性に任せていらっしゃる保護者様もいらっしゃいますが、


ピアノの練習に関しては、お子さんの自主性に完全に任せてしまうと、


保護者様にとっても、お子さんにとっても、指導者にとっても、


望ましくない結果になることが多いのではないでしょうか。

 

 


練習しないと、楽しくはならないし、

練習習慣は、お子さんひとりで身につけられるものではない。


この点は、指導者側がもっと周知させていかないといけないのかもしれません。