100人展にご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
通常は格好つけて
上手く撮れた良い写真を貼り付け、
最低限の事しか書かない、
みたいなスタンスでやりがちですが
今回はお客様、出展者側の作家様、またイベント主催者側のSeeders様へ向け、今回の100人展に向けた想いをこの場を借りて書けたらと思います。
(かなり長くなります、申し訳ありません。)
何日も前から天気予報を確認し混み合うのは確実だ。と予想できる程、今年の100人展はとても気持ちの良い秋晴れで絶好のイベント日和。
オープン前にも関わらずローズハット前は長蛇の列。
駐車場前まで列が伸び、駐車場にさえ入れずお待ち頂いた方も多かったと思います。
オープンした後もローズハット内は大変込み合い入場制限を掛けながら少しずつご入場頂いておりました。
ブース数も県内有数でお客様のご来場数も多い100人展。
見応えもあり大人も子供も1日楽しみきれるイベント。
そんなビックイベント、今回のセンターはM96です。
100人展にはセンターという鬼門があります。
ローズハットを入ってすぐの正面入り口ど真ん中のブース。
一見、とても目立つ場所で分かりやすく、ローズハットに入られる方は必ず通る、目に入るであろう場所。
前日搬入から当日にかけてブースについての質問が多く
凄くいい場所だ、と。
場所はどの様に決めてるのか、と。
訪ねて下さる方が多くいらっしゃいました。
私が初めて100人展に出展させて頂いた2年前の春、その際に受けたセミナーでSeeders社長の下田さんはこの様に話されていました。
「流れていくお客様の波に耐えられるブランド力、必ずお客様が戻って来てくれる作品力、記憶に残るお店の佇まいと作家の雰囲気、印象が無いと務まらない。」
(すみません、私がかなり脚色してるかもしれませんが)ハンドメイド作家としての土台が無いと担えない場所なんだと、感じたのを鮮明に覚えています。
当時の私はいつかその様な大役が務まる作家になりたい、と、初心者ながら強く、夢と目標を抱いたのを鮮明に覚えています。
果たしてその大役が務まったのか、
2年前の私が満足いく形で出展出来たのか、
やり切れたのか、
悔いはないのか、
というともちろん疑問と課題が残ります。
センターという場所に出展が決まった時から決めていた、今回は
『挑戦する。』
飽和状態のハンドメイド業界で他者との差別化、M96の強み、いかにM96を選んで頂き足を運ぼうと思ってもらえるか。
常に考えています。
ネットショップでポチッと買えない付加価値を付けて。
わざわざ出向こうと思う価値のあるものなのか。
また来たいと思える楽しみや面白味があるか。
センターを務めてみて感じた事は皆様が思っている以上にとても寂しい。
しかしそこに立つ事が出来て良かったという事です。
今までの2年間では味わった事のない感覚がありました。
M96の現状を知る事が出来ました。
それらは真ん中に立つ事で客観的に俯瞰してM96や100人展を見る事が出来たからです。
過去2年間、私が見てきたセンターを務められていた先輩方の足元にも及びませんが私なりに考えて迎えた100人展。
物を作る人間は少なからずプラスの感情を抱き、物作りをし、作品と向き合い、手に取って下さる方へプラスが伝染すればと思っているはずです。
私もその1人です。
私は今ここに書いた想いで物を作り、向き合い、M96を好きだと思って下さる方へ精一杯の作品を届けられればいいと考えながら活動しています。
その想いは変わらないしこれからも変えるつもりはありません。
M96へ足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。
一瞬でも時間を割いて下さった事に感謝します。
また何度もご来場下さってるお客様。
いつまでも魅了出来るブランドである様、これからも努力します。
またこの様な貴重な機会を頂き、必ずこの経験を糧に更なる成長をしたいと思います。
今回の100人展で得た感覚を忘れずに。
また次回お会いできるのを楽しみにしております。
とても長くなりましたが
最後まで読んで下さりありがとうございました。
M96