【繊細くんとのレッスン】

出会ったとき、

とても緊張しながら

お顔がすこしこわばっていたお母さん。

そして小さな男の子。

「障がいがあるのではないかと思っていて、

発達検査を受けた方がよいのではないかと

夫婦で話しているところなんです…」と。

その子はわたしと

🐤(おしゃべりはできるけど)

挨拶や会話をしない

🐤取り組めそうなことから逃げ出す

🐤褒めると逃げる

など、なかなか珍しい気質でした。

(照れてるだけなのかな…?)

ほんとうに障がいがあるのかどうかよりも

一旦この子の落ち着く環境を整えてみましょう、

ということで

ありんこの個別指導を受けることに。

とにかく取り扱いが難しく、

ニコニコしながらとぼけたり、

できることすらしようともせず。

でも自宅では

しっかりとお喋りができていて、

保育園でも特に困った行動をするわけでもない。

発表もできる。

家でユキ先生の話も楽しそうにする、とのこと。

🤔うーん、なんなんだろうなぁ…

      どうしてあげることが落ち着くんだろう…

そう考えながら

ときには母子分離してみたり、

ときには時間よりも早めに帰らせたり、

いろいろとこの子のことを

知っていく手段を取りました。

場面緘黙症かな?

HSP(感覚が敏感すぎて、強く刺激を受けてしまう特性)かな?

それから2ヶ月経ちました。

この子にとっての【手段】をついに見つけました。

【見通しの立て方】

【同じことを繰り返す安心感】

【代わりに感情を伝えられる手札】

コレでした。

1回のレッスンで気分の変動が大きすぎて

ひとつの活動しかできなかったこの子が、

やっと

🌱はじめとおわりのご挨拶

🌱生活のなかの挨拶カード

🌱干支お手玉マッチング

🌱輪ゴムひっかけ

🌱絵本

こんなに活動してくれました!

うれしかったなぁ。

うん、ほんとうにうれしかった🥹

2枚目の写真は、

体幹が弱くてそわそわ動き出してしまうので、

咄嗟の対策で

私の長い足でおしりを固定しています。

(長い笑)

固定すると

みるみる座る時間が長くなり、

手元の活動に集中してくれました☺️

ちょっとしたきっかけで

出来ることを見つめ直す…大切。