そうだ、(平安時代の)京都に行こう。 | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

これからは国内外の多々ジャンルに飛び込みます。




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こんにちは。ブログネタです(・∀・)

 
 
今回のブログネタは「お気に入りのマンガを教えて?」
 
 
わたしは漫画が大好きですが、いま、お気に入りの漫画は「応天の門」です。
 
 
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◇応天の門◇ -OH TEN NO MON-
灰原薬
 
 
時は平安、藤原家が宮廷の権力を掌握せんと目論んでいたその頃、都で突如起きた女官の行方不明事件。「鬼の仕業」と心配する帝から命を受けた・在原業平は、ひとりの青年と出会う。その少年の名は――菅原道真。ひきこもり学生の菅原道真と京で噂の艶男・在原業平――身分も生まれも違う、およそ20歳差のふたりが京で起こる怪奇を解決!? 「回游の森」「SP」の気鋭・灰原薬がおくる、平安クライム・サスペンス!
 
 
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↑の表紙とあらすじは1巻のものですが、まとめると引きこもり秀才菅原道真(右)と陰ある色男在原業平(左)が平安京で起こる怪事件を頭脳で解決するバディものです。
 
菅原道真と在原業平は史実でも接点があると言われています。でも性格は正反対。
 
 
表紙から分かるように道真、かなり不愛想な匂いが……不愛想な上に口も悪い、頭の悪い奴は見下すなどペケがいっぱい。「こいつ……(ムカッ)」って感じです(苦笑)
基本ヒッキーなので事件を持ってくるのは決まって業平(それか他人)。道真は毎度「なんでもこんな目に……」と思いながらも事件を解決しようと考えます。
なんだかんだこういうの好きなんでしょ(笑)と言いたくなる←
気が合わないようで息が合う。正反対なコンビがいいです。
もちろん、道真と業平がバディを組んだのはフィクションですが、ほんとにそうだったかも! と思えます。
 
 
平安時代漫画といえば夢枕獏の「陰陽師」が有名です。これも怪事件を解決する点は一緒ですが、大きく異なる点が。
それは怪事件を起こしているのは人間、それも共通してとある一族が関わっている。ということ。
 
 
とある一族とは言わずもがな。藤原氏です。
このころの藤原氏はまだ権力を掌握仕切っていません。いろいろな策略を巡らしています。
業平も道真も実は藤原氏とかなりの因縁があります。業平と道真が怪事件を解決する傍ら、2人の過去と藤原氏の策略も同時進行します。
華やかなイメージの平安時代。その裏の「影」の部分の策略と血の匂いがぷんぷん漂うのもこの作品の魅力だと思います。
 
 
 
①歴史ものが好きだ。
②血なまぐさい、ドロドロした話が好きだ。
③推理もの、特にバディものが好きだ。
この3つのうち、1つでも当てはまる人にはこの漫画、面白いと思います。
歴史的側面から見ても、人間的側面から見ても面白い話はそうないと思います。
 
 
そんなわけで「お気に入りのマンガを教えて?」でした(*^o^*)/~