緊急事態の時だからこそ「考えること」を辞めてはいけないのだ! | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

これからは国内外の多々ジャンルに飛び込みます。




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祝! ブログ開設7周年!

 
 
こんにちはワニーです(・∀・)
本日でブログ開設7周年を迎えました。
……うちのブログ、小学1年生になったん!!? いや、びっくりですわ……流行とか全く考えずに読んでいる自己満100%のこのブログは読んでくださる皆さんのおかげで続いています。本当にありがとうございます。
 
 
今年はいきなりコロナコロナコロナ……で外出制限を余儀なくされましたね。私の仕事のお休みになったので1ヶ月間ひたっすら、本を読んでいました。図書館も使えなくなってしまったのでホックとシムノンは読むことが出来ず(1度シムノンを読むことができたのはずっと前に買ったストックです)家にある本を読み、それが尽きたら運動がてら公共機関を使わず歩いて本屋に本をまとめ買いし、無くなったらまた買いに行く……という生活でした。4月後半〜5月半ばまでの本はそんな訳で皆、本屋頼みでした。お陰で常なら読まない本ばっかり読んで懐が広くなった気分……
 
 
本を絶えず読んでいたおかげで身体は動かせずとも頭は常に動かしていました。本を読むと頭は嫌でも動きますからね。犯人は誰か? 動機は? 云々は勿論のこと、登場人物に共感したり反感を持ったり、どうしてその人がそう思うようになったか、また歴史ミステリーを特に多く読んでいたので当時の英国に想いを馳せたり、当時の社会状況に閉口したり……何かしら考えていました。
 
 
コロナという天災的状況は不安をいやでも煽られました。マスクや消毒液が無くなってトイレットペーパーも無くなって、溜まりに溜まっていた不満が爆発して喧嘩や離婚が増えたり、SNSの誹謗に繋がったり……不安や不満は一旦生まれてしまうとそれをなんとか無くそうとしますよね。しかし他者を攻撃する方法でしか無くせないとしたら……恐ろしいことだし、悲しいことです。だけど他人のことなど構ってられないという雰囲気すらあります。
 
 
だけど落ち着いて考えればよく分かることです。苛々をぶつけられて嬉しい人がいるか? 苛々を人にぶつけてすっきりした人はいるか? 苛々をぶつけられて自分は泣いた、悲しかった。それは他人だって同じだとーーーどうして考えられない?負の感情は人の思考を麻痺させる恐ろしい力がある。という認識が緊急事態の時こそ必要です。だから「考えること」だけはどんなことがあっても辞めてはいけないのです。
考えることを辞めてしまったらーーーその時、人間は本当の意味で死ぬでしょう。
 
 
私はいつまでも考えていたい。友達や家族と会った時にいつでも胸を張って笑う為に、新しい知識を得る為に、そしていつまでも楽しく本を読む為に。
 
 
2019年の今日から今年の今日まで203冊の本を読んできました。
 
 
これからも超マニアックな自己満ブログをよろしくお願いします!(OvO)