世の中の流れに乗って読みました。
平均寿命100歳時代の生き方と働き方が、典型的な3世代を例に書かれています。
平均寿命が延びることによって社会の状況や働き方は徐々変化していき
現状の社会システムや働き方では対応できなくなると述べています。
私自身は、人生なんて短いし、何とかなるだろうと楽観的に考えていて先のことは漠然としか考えていませんでした。
本書を読んで考えが変わったかも。
60歳以降のことも考えて貯蓄(有形資産)やキャリア(無形資産)を見直す必要性を強く感じました。
特に自分自身のリ・クリエーション(再創造)して
ポートフォリオ型のキャリアを築いておくことの必要性を強く感じました。
常に、何歳になっても新しことにチャレンジしなくちゃなと
#LIFESHIFT #読書
【書評】★★★★☆
マーケティングの7つのコミュニケーション戦略を体系的まとめた本です。
過去から現在における企業がお客さんに対して何をどのように伝え、受け取ってもらえるようにするために、あらゆる接点を意識して設計するコミュニケーション戦略の系譜が描かれています。
メディアもマスからソーシャル、デジタルへと進化してきてコミュニケーション戦略の理論もポジショニング論、ブランド論、アカウントプランニング論、ダイレクト論、IMC論、エンゲージメント論、クチコミ論と時代の要請によって登場してきて、ときに組み合わせ等をしつつ戦略全体が進化してきています。
これらの戦略の変遷がわかりやすくまとめられているのでマーケティングの知識がまだまだ足りない私にとってとても役にたつ内容でした。
今の時代のマーケティングは、過渡期でメディアやユーザーやも多種多様になり、いろんなやりざまを試行錯誤しながら各社取り組んでいるかと思います。
成功するセオリーがない中、難しい時代だと思いますがだからこそ面白い時代だと考えれば、やる気になるかな(笑)
【書評】★★★★☆
元マイクロソフトでWindows95を開発した
プログラマー中島聡さんによる読書術の本です。
100人に1人もできないこと。
それは「常に締め切りを守ること」
自分もそうである。できていない。。
この諸悪の根源は、
ラストスパート思考である。
締め切り前、間際になっても、何とかなると思っている。
見積もりが甘いのである。
これを回避するためには
10日間の仕事の場合は、その2割の2日間で8割を
終わらせるつもりで猛烈に仕事に取り組み
ほぼ完成にまでもっていく。
それで先が見えないかった場合にはリスケを申し出る。
余裕がある時こそ全力で、
締め切りが近づいたら流す
といった働き方。
しかし仕事は最速でおわらせてはいけない
いつも全力を出していると、
真の実力を発揮できなくなる
仕事を早くおわらせるよりも仕事を安定して
続けること意識すべき
2(全力):8(流し)の法則で仕事をする。
これで締め切りに間に合うになる。
時間の使い方次第。
すべての仕事は、必ずやり直しになる。
多少のバグを無視して、とりあえず大枠をつくったものを
プロトタイプを作って全体を俯瞰してみることが大切
「まず作ってみる」が世界を変える
企画を早く形にした者がチャンスをつかめる
限られて時間を濃密に使いこなしプロトタイプを先に作るべし
この時間術を実行しなきゃいけないなって強く思いました。
【書評】★★★★☆
横浜DeNAベイスターズ社長の買収後5年間でどのように改革を実施し、観客動員&売上をアップさせたのかが書かれています。
若くしてとても良い視点を持ち、行動力がある経営者だと思いました。
ベイスターズ及び、横浜の街は良くなって行くんだろうなと思います。
マーケティング要素の内容多々あり、ガッツんと頭を叩かれて感じで、自分の中でスッキリしなかったのは、その考えが無かったからだと思い知らされました。
また横浜の街中、駅で見かけるポスターやコピーなどの見方も変わりました。
まぁ、半分以上がベイスターズを再生させた自慢話しです(笑)
USJ 森岡さん同様、この本もベースターズマーケティングの施策のひとつで、まんまと引っかかった私ではあります。
今年は、ハマスタいけなかったですが、来年行くのを楽しみにしています。
そして、2016シーズン初のクライマックスシリーズ進出おめでとうございます!
参考になったメモ
・ストーリーとは、商品と顧客をつなぐもの
・①コミュニケーション
②経営の革新性・透明性
③ブランディング
これらを絶えず進化を繰り返すこと
・今、何を求めているか?本質的な欲求は何か
・顧客のハートを魅了する情緒的な何かを想像して
興奮し驚愕し感動するエンターテインメントやストーリーを提供する
・考えるだけではなく、生み出さなくてはならない
・絶えず「進化」を繰り返すこと
・データの先にあるもの、非連続なもの
・効率よく、かつ的確な分析ができるかどうかはセンス次第
・顧客の想像を膨らませ、関与度を高める「共感可能な何か」
多ければ多いほど顧客の共感が高かまるもの、それがストーリー
・新しいことをやりたい、世の中を驚かせたい、みんなを楽しませたい
そんな思いと行動力がマーケット拡大への糸口になる
・ストーリーは、作れる
・広告の大原則「媒体 x メッセージ」
・媒体の特性を理解して、投げかけるメッセージを構築する必要がある
・”デザイン”より重要なものはない。クリエーターとの付き合い方
・誰に頼むかではなく、「どう頼むか」
・読ませるのはX、見て直感的に理解出来るのが○
・メディア側に「あなたのやっていることをもっと知りたい
そしてその背景や考え方を伝えたい」と思ってもらえること
・顧客データを徹底的に収集し分析可能にすること
・物理的距離と精神的距離
・「無駄を許容する」無駄は未来を創造する
・多くに人に共感してもらえるよう、一つひとつの言葉の選び方や
表現の仕方、媒体とメッセージの組み合わせかたなど、
コミュニケーションのありとあらゆることに気を配らせる
・デザインに徹底的にこだわる
・少しでも多くのひとに伝わるようにする
・人々の期待値を超えるものを提供し続ける
・ありとあらゆる努力をする
・おもしろくなければ、楽しくなければ、新しくなければ
口コミは起こらない
・常にしっかりとした意思を持つ
・いつもオンリーワンの存在を目指す
【書評】★★★★☆
マッキンゼーの山梨さんの仕事のやり方の書籍です。
無駄な努力をしていませんか?
マッキンゼーで実践されてきた良いアプトプットを出すための方法論がいろいろ書かれています。参考になり実践したい考えもたくさんありました。
良いと思った考えのメモ
・仕事の「答え」を常に持っておく
・その時点で最良の結論を持つ
・常に何らかの答えを持つ
・常に考えるというのは、仮説構築力をつける訓練の鍵
・プロジェクト全体像をみる
・目的、境界条件、課題を正確に押さえる
・悩むな、考えろ だが、いつまでも考え続けるな判断しろ
・まず具体的に何をすべきか
・ひと通り自分で考えた後、さらに考えれるかどうか
・Why、What、How なぜ、具体的に何をどうするかを5回繰り返す
・仲間をレバレッジし、自分もレバレッジされる
・なぜこの提案がいいのか一言で説明する
・個々の仕事の鍵となる部分の仮説を紙に書き出す
・要所が何か見極める
・それぞれの仕事の目的をできる限り単純化する
・全体の設計図を描く
・一人で努力しても成果には限界がある
・リーダーの要素
- 新しいことを考え行動する
- 自分から考え自分の意思で働きはじめる
- まわりの人たちがその活動を支持し巻き込まれていく
・新しいことを目指し、自分から率先して動き出し人を巻き込む
・YをもってXをリードする
・この仕事をリードするには、こればポイントだ
・具体的に何をすべきか?
・どうすべきか考える
・良い提案
- アクショナブ、行動につながること
- 状況スペシフィックであること、
つまり固有の状況に対応して具体的な内容であること
- ビフォー&アフターで変化が見えること
・何を変えるのか?
【書評】★☆☆☆☆
カスタマージャーニーとは、顧客がブランドや商品を認知、購買、再購入する段階でブランドが提供する接点を行き来する一連の顧客体験のことを旅(ジャニー)に見立てて顧客との接点整理・整頓するマーケティング手法の一つですね。
AIDOMAやAISASといった顧客接点の考え方に、架空の人物像、ペルソナで具体的にどのように商品に接触、購入、ロイヤルカスタマー化していくかを書き出してマーケティングコミュニケーションの戦略、設計をしていくことに使うんだろうと思います。
本書では、JAPAN CMO CLUBに参画する大手企業のカスタマージャーニーのコンセプトの事例が多数掲載されているが、どれも浅はかで参考になるものは無いという印象です。
カスタマージャーニーマップは、見た目ではとてもわかりやすく図解されるものでしょうが、その先の最も重要なマーケティング戦略や実際の施策、関連付け、相乗効果の作り方などまでは、落とせない。
一見、とても華やかなでわかりやすいが、使えない手法なのではないかと感じてしまう。もう一歩踏み込んだ考え、内容を期待していたので、ちょっと残念。。