ニューヨークの学校が休校になってから、1週間が経とうとしています。
これほど一気に生活が一変するものなのかと、人間がパニックに陥る恐怖を感じました。
ちょうど学校が休みに入る前に、いつものようにスーパーへ買い出しへ行った時、驚きの光景を目の当たりにしたのです。
(1週間経った今は、大型店ではなく、小さな商店では食料品も手に入るようになりました。相変わらず掃除用品、殺菌スプレー、ハンドワイプなどは全く手に入らず)
人の多さも尋常ではなく、ショッピングカート🛒を手に入れるのも一苦労。そして、この人混みの中、マスクをしている人は皆無です。
この日は、ブロードウェイの劇場が閉館、野球、ホッケー、バスケなどのプロ試合が中止になったと発表された日でした。
ニューヨークがロックダウンされるという噂が流れ、スーパーに人が溢れたのです。
そしてこの2日後に、学校から連絡があり、学校がしばらく休校になりました。
そして、今日の夜8時から、とうとう外出禁止令が発令されたのです。禁止令と言っても、スーパーや病院、洗濯(ニューヨークはほとんどの家がコインランドリーを利用しているため)などの必要最低限の外出が禁止されました。
外に散歩に出かけたり、ジョギング、犬の散歩なども、人との距離を取ればokだそうです。
終わりの見えない自宅待機期間ですが、私は割と子供との時間、自分の時間がたっぷり取れることをポジティブに考えています。
この1週間は、学校の先生と毎日のようにメールをやりとりして、ネット授業の準備を進める傍ら、子供がテレビ、タブレット漬けにならないよう、いろいろアクティビティを考えました。
子供に日本語を教える時間を作り、ひらがなを教えています。天気がいい日は、裏庭(大家さんの敷地だけど、許可をもらって)に出て日光浴をしたり、貝殻コレクションにペイントしてみたり。
明日から学校のネット授業がスタートします。
初めてのことで、どんなものかまだ分からないけれど、あまり悲観的にならず、ポジティブにこの期間を過ごしたいなと思ってます!(コロナは怖いけど…)