ニューヨークは、外出禁止令が出て、1か月と1週間ほどが経ちました。


時間に追われる生活が無くなった今、このたくさんある時間で、今までできなかったことをやろうと、自分なりに家にいる時間をのんびりと楽しんでいたつもりでした。なるべくポジティブにをモットーに、ストレスを溜めないように、気をつけていました。

しかし、自分の気がつかないところで、ストレスが溜まっていたのだと、身体を壊して初めて気がつきました。😖

この1か月間を振り返ってみると…


外出禁止が始まって、1週間ほど経った頃、子供の学校がネット授業が始まりました。うちのようにまだ小さい子供は、どうしても親が先生になって、付きっきりで見てあげないといけません。学校側としても初めての試みで、最初はなかなかうまく行かず、「学校からの課題をちゃんとこなさなければ」完璧主義な性格が、ストレスになっていたのだと思います。


毎朝起きて、まず最初にすることは、ケータイでニューヨークのコロナ情報の確認でした。前日の死亡者数、感染者数などの変化を確認して、その数の多さに愕然とする毎日。


上差し
このように、アメリカ全土、州ごとの感染者数、死亡者数が見られるようになっています。+で表されている数が、その日1日で増えた患者数です。この数字はここ1週間ほど、ほとんど変わりを見せていません。


コロナにかからないように、家中を消毒し、食べる物もいつも以上に気を遣い、家にこもっているからには、運動もしなくてはと、YouTube などで子供と一緒にできるエクササイズをしてみたり、とにかく健康でいないと、免疫をつけないとと、あまりにも心配し過ぎて、これもまたストレスになっていたのかもしれません。


もちろん、感染予防をすること、健康的な生活をして免疫力を高めるということは大切だけれども、心と身体のバランスもとても大事だなと、考えさせられました。


いつまでロックダウンが続くのか、いつになったら、感染者数が減っていくのか、まだまだ先の見えない状況です。


これからの自宅での過ごし方を少し変えてみようと思っています。身体だけでなく、心の健康も考えて、

朝のケータイでのコロナ情報のチェックをやめました。死亡者数、感染者数は急激に減る訳ではないですし。感染者数ではなく、ニューヨークの生活上、必要なコロナ情報をケータイにテキストメッセージをしてくれるサービスに登録しているため、その情報のみを確認することにしました。


ネット授業は、すべて完璧にやろうと思わず、肩の力を抜いて、少しでもやることに意義があると思うようにしました。担任の先生も、私が具合が悪いことを知って、「ネット授業のことは、心配しないで、できるときにやればいいですよ」と言ってくれました。完璧主義、心配性な自分の性格も考えものです…。


思う存分、外出ができない分、息抜きをすることもなかなかできないけれど、趣味に没頭して、
美味しいものを楽しく食べて、天気の良い日は、運動がてら、人との距離に気をつけながら、外を散歩して太陽の光を浴びる。


みなさんも、見えないところで疲れてしまっている心の健康には、気をつけてください。ケータイやパソコン、テレビから一旦離れて、コロナのことを考えない、コロナフリーな時間を持ちましょう。