コロナ感染者数も一定の数字を保って、死者数も一時期に比べると激減したニューヨーク。それでもまだ、映画館やブロードウェイ、室内でのアクティビティは閉まったまま。レストランは、外に設置されたテーブル席でのみ飲食ができる状態で、外にスペースがないお店などは、テイクアウトとデリバリーのみのところもたくさんあります。

(マンハッタン内にある、とあるレストラン)

オフィス街でもあり、マンハッタンで一番の観光地である、5番街は、海外からの観光客がいないため、閑散としています。


通常なら、この通りには観光用のバスだったり、車がたくさん通っていて、渋滞しているであろう場所に、車がポツリ、ポツリとしかありません。


この辺りのオフィスはほとんどがリモートで仕事をしているため、お昼時なのに、人もあまり見当たりません。


長距離列車、地下鉄が多く乗り入れる、グランドセントラルステーション周辺もガラガラでした。
タクシーが列を作り、観光客や通勤をする人で多くの人が出入りする場所に、これだけ人が少ないと異様な雰囲気さえ感じます。


5番街でお客さんを待つ、ホットドッグスタンド。かなり暇そうです。このようなニューヨークの姿を見ると切なくなります…。またあの活気が戻って来るのは、いつになるのだろう…?

5番街にあるお店は、開いてはいるものの、中で買い物する人はほとんど見受けられず、営業時間も短くしているところがほとんどのようです。この辺りには、軒並み並んでいる、観光客向けのギフトショップはもちろん全部閉まっています。

レストランの話に戻りますが、今ニューヨークで外食をするとよく見かけるのが、このQRコードを使ったメニューです。


メニューに手を触れることなく、自分のケータイでメニューを見て注文をする方法なんですが、コロナ禍には持って来いの画期的な方法だなと、ひとりで感心してしまいました。


技術が発達した今でこそ、こういったものをどんどん取り入れていくべきですね!


ニューヨーク市でのレストラン内での飲食は、今月30日に予定されています。しかし、従業員を含めて、25%の収容人数とされていて、再オープンしても、まだまだレストラン業界は厳しいことに違いはないでしょう。


スポーツジムも最近オープンしましたが、やはり収容人数に限りがあるため、場所によっては、外にマシーンを並べて、集客数を増やそうと頑張っているところもあるようです。


1日も早く、また元の生活に戻れますように…。