早いもので、夏ももう終わりに近づいて、だんだん涼しくなってきました。ニューヨークの夏はとにかく短い!特にコロナで自粛生活を送っている分、今年は特に短く感じます。
旅行中、レストランを探すのにかなり苦労しました。アップステイトだから、レストランは開いているだろうと思っていたけれど、カレッジタウンというのもあってか、夏休み中、又はネット授業の影響か、観光客が少ないからか、街中のレストランは閉まっているところが多く、まだテイクアウトのみの場所もたくさんありました。
子供の夏休みも終わりに近づいてきたので、最後に夏を満喫しようと、家族旅行を計画しました。毎年、夏には長い休みを取って、泊まりで旅行に行くことにしているんですが、今年はまとまった休みが取れず、週末のみの旅行になりました。
ニューヨーク州は今、コロナの感染者が多い州からの出入りが厳しく、該当する州から来た人は、14日の隔離措置が義務付けられています。現在、36もの州が対象になっています。違反した人には、罰金が課されます。
そんな訳で、ニューヨーク州内に留まろうと、ニューヨークのアップステイトへ行ってきました。フィンガーレイクと呼ばれる、5本の指のような形をしている湖がある地域で、ニューヨークシティーから、車で5時間ほどかかりました。
途中、ニュージャージー州とペンシルバニア州を通って、再びニューヨーク州へ入るという不思議なルートでしたが、ニューヨーク州って、実はとっても大きいんです。
まず、1日目は、ホテル近くのファーマーズマーケットでランチを食べました。
ファーマーズマーケットは、屋外ではあるものの、入場制限をしていて、入る前に30分ほど並びました。マスクは必ずしないといけないので、食べ歩きは禁止されていて、食べたいものを買って、湖のほとりにあるベンチなどで食べるような仕組みになっていました。その際、再入場はできないのが難点でした。(入場制限をしているため)
そして、ホテルへ。もちろんホテル内はマスクをします。夏休みというのもあって、何組かのファミリーと遭遇しましたが、それほど混んでいるという印象は受けませんでした。
夕食は湖畔にあるレストランへ。ニューヨーク州の中でも郊外にあたるアップステイトは、ニューヨークシティとは違い、レストラン内での飲食も再開されています。久しぶりのレストランでの食事、大満足でした。
ホテルの朝食は、通常は食堂でバイキング方式で行われますが、コロナの影響で、事前に用紙にあるメニューの中から食べたいものにチェックを入れて注文し、スタッフの人が用意をしてくれるようになっていました。食堂でそのまま食べるか、部屋に持ち帰って食べるか選べるようになっていました。私たちは、早い時間に行ったので、まだ誰も居なかったため、その場で食べました。
2日目は、近くの滝を見に行きました。自然の中で、いい空気を吸って、癒されました。2ヶ所とも人はそれなりにいましたが、ほとんどの人がマスクを付けていました。滝をバックに写真を撮る時など、どうしてもマスクを外さないといけない場面では、少し人との密が気になりましたが…。
旅行中、レストランを探すのにかなり苦労しました。アップステイトだから、レストランは開いているだろうと思っていたけれど、カレッジタウンというのもあってか、夏休み中、又はネット授業の影響か、観光客が少ないからか、街中のレストランは閉まっているところが多く、まだテイクアウトのみの場所もたくさんありました。
ロードトリップをする時には、必ずと言っていいくらい行くカントリースタイルのファミリーレストランも、今回は中での食事ができないため、テイクアウトのみと言われ…車の中で食べるのも何だか味気ないので、仕方なくファーストフードで済ませてしまったり。
いろいろな場面でコロナの影響を垣間見る旅行になりました。