コロナ(COVID-19←アメリカでは、主にこっちの呼び方の方が主流です)の第1波に襲われ、ロックダウンになってから1年と半年が経とうとしています。アメリカでは、ワクチン接種が積極的に行われ、私の友人、アメリカの家族を含め、ほとんどの知り合いはワクチン接種が完了しています。まだまだ感染者は多い中、だんだんと普通の生活に戻りつつあるニューヨークですが、今月の始め、息子のバースデイを祝うため、フロリダまで行くことになりました。

フロリダには、夫のお兄さん家族が住んでいます。今回は、飛行機ではなく、18時間かけて、ニューヨークから、アメリカ南部フロリダまでドライブ車しました。夜の9時にニューヨークを出発して、夜通し運転(夫が)して、暗闇の中、ニューヨークから、ニュージャージー州ペンシルバニア州メリーランド州ワシントンDCバージニア州を超えて、日が昇る頃には、さらに南のノースカロライナ州に突入していました。

 


ドライブから最初の食事休憩は、ノースカロライナ州のダイナーにて。ノースカロライナ州では、レストランの収容人数が制限されていて、テーブルも隣同士は使用禁止でした。それほど大きなレストランではなかったので、座れずに外で待っている人もいるほど。従業員もみんなマスクを着用していて、お客さんも席に着くまではみんなマスクを着用しています。その点は、ニューヨークと、さほど変わらない感覚です。

 

 

朝食を終え、さらに南下していき、サウスカロライナ州へ。お昼過ぎに、アメリカ南部に来たら、やっぱりグレイビーのかかったフライドチキン鳥を食べなくてはと、地元のカントリー風レストランへ。お客さんは、なぜか年配の方が多く、マスクはしていますが、レストランのメニューがビュッフェ方式でした。コロナ禍でビュッフェかぁ…しょんぼりと、私はその勇気はなく、あえてビュッフェではないメニューを頼み、サイドでサラダバーがついてくるというものでしたが、やっぱり衛生上、気になってしまって、サラダはパスしましたショック。店内の席は全席解放されていて、お昼時ということもあって、ほぼ満席でした。店員さんと、店内に入ってくるお客さんは、ほぼ全員マスクは着用していました。

 




この日は、夜通し運転していたため、フロリダ州に隣接しているジョージア州でホテルに泊まることにしました。

ジョージア州のホテルは、ホテル内ではマスク着用。外にあるプールは貸切状態。

 



夜は近くのメキシカンレストランへ。レストラン内は、全席解放お店の人はマスク着用。満席ではなかったので、それほど密は感じずに食事ができました。メキシコに近いだけあって、メキシカン料理が美味しい照れ

 

そして、朝食はホテルの食堂で、ビュッフェ方式の朝食でした。ニューヨークにほど近い、ペンシルバニア州に先月泊まった時と比べると、かなり対策はゆるく感じます。ペンシルバニアのホテルでは、食堂での朝食はビュッフェではなく、メニューを食堂の係りの人に伝えて、用意してもらい、朝食は各自部屋でするというものでした

 

よりによって、私が避けてきたビュッフェショボーン。幸運にも、ちょうど新しいものと入れ替えのタイミングだったので、割とフレッシュなビスケット(小さいパンのようなもの)にスクランブルエッグを食べることができました。ニヤリ

ホテルの従業員はみんなマスクをしていますが、宿泊客の人は、あまりマスクをしている様子はありませんでした。ホテルの従業員に注意されることもなく。

 

次の日、目的地のフロリダへ向かいます。お兄さんの家まで約6時間のドライブです。

この日のお昼ご飯は、ジョージア州のBBQのお店へ。BBQも南部の名物の1つなので、これも食べておきたかったのです。ウインク

ジョージアは、もう湿気を感じ、真夏日の陽気です。やっぱり南部は暖かい〜晴れ(というより、暑いアセアセ)。




アメリカは、国内なのに、時差があったり(フロリダとニューヨークは時差はありません)、フロリダやカリフォルニアのように1年中暖かいところがあったり、この大きさには圧倒されるばかりです。

 

 

ジョージア州のこのレストランは、室内は、満席状態。私たちはテラス席へ。お店の人はマスクを着用していましたが、お客さんは、していない人もいて、それほど厳しくない印象を受けました。キョロキョロ

 

夕方、フロリダのお兄さんの家へ到着。子供の誕生日ということもあって、近くのスーパーでケーキを買ってから行きました。大型スーパー内では、店員さんはマスク着用。お客さんは、半々くらい。

フロリダのビーチでは、ほぼ誰もマスクをしていません。ビーチ沿いにあるレストランでは、店員さんはマスク着用

帰りに寄った、アイスクリーム屋さんでは、店員さんもマスクをしていませんでしたびっくり

 

 

ニューヨークへの帰り道でも、南から上に上がって行くにつれて右上矢印、対策も強化されているように感じました。ノースカロライナの上に位置しているバージニア州では、ニューヨーク同様、施設内に入る際に、「マスクを着用してください」という張り紙がしてあり、サービスエリアなどでは、ほぼ全員マスクをしていました。さらに上の州、メリーランド州のサービスエリアでは、ギフトショップなどの食べ物を扱っていないお店は閉まっている状態でした。

 

ニューヨークの自宅に帰る前に、持ち帰りしようと、タイ料理レストランに立ち寄った際、店員の人は、マスクに手袋着用していて、厳重体制。久しぶりのエスニック料理の香りと、コロナ対策の厳しさを目にして、「ニューヨークに帰ってきたんだな」と実感しました。爆  笑  

 

アメリカのコロナ対策は、南に行けば行くほど、気候と同じように、温度差を感じるものでした。

 

注意 人口密度の違いや、感染者数の違いもあるので、あくまで、私が感じた違いです。

地域によっては、ワクチン接種者が半数以上達成していたりなどの理由で、マスク着用のルールを緩めている場所もあります。