稲川昌平2 | Buddy-buddyのブログ

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嫌だなぁ~。怖いなぁ~。





どうも私です。
怖いなぁ~。






先週の怖い話、なかなかの好評をいただきました。
良いなぁ~。嬉しいなぁ~。




と言うことで、稲川昌平第二弾。
「歩く女」
をお送りします。



尚、この話は僕が今まで経験した中で一番怖かったものなのでお気を付けて。















あれは高校生の頃の話だったかなぁ。


私の家族は基本的に皆帰りが遅く、部活をやっている僕でさえも帰るのが一番早かったんですね。

その日も部活を終え、帰宅したのが午後8時頃。
まだ家族が誰もいなく私一人だったんです。

そんな事は日常茶飯事だったので、何にも気にせずお風呂に入ってくつろいでいたんです。


風呂、ご飯など一通りの事を終えくつろぐ私。
その頃はスマートフォンではなくガラケーの時代でしたから、自分のN504isをピポピポーなんていじりながらゆっくりしていたんです。



その時は嫌だなぁ~。とか、怖いなぁ~。なんて思いはこれっぽっちもなく普通に携帯をいじっていたんです。





数分後か数十分後だったかなぁ~。





















トイレに行きたくなったんですよ。
あ~トイレに行きたいなぁ~何て立ち上がろうとした瞬間でした。

















うわぁーーーーーー!
って心の中で叫んだんですよ。
というか、叫びたかったんですがあまりの恐怖に声が出なかったんです。



















私の家の居間はこんな感じですりガラスになっているんです。
photo:01










そこにね…






























立ってるんですよ。人が。


グレーのズボンを履いた女がすりガラス越しにこっちを見ているんです。

戸の隅の方にいたので、体が半分しか見えないし、怖くて上の方まで顔をあげれなかったのですが、感覚で分かるんですよね。女って。









もうね、体中の血が地面に吸い込まれるかと思うくらい血の気が引いて、その後冷や汗がぶわぁーって出たんですよ。







でもね今回はこれだけじゃなかったんですよ。















いくらすりガラスと言っても扉から離れていましたから、こちらの細かい動きなんて分かるわけがないんです。




でもね、その女、僕が扉の方を見た途端歩き出したんですよ。



丁寧に足音までたてて。





ミシッ。ミシッ。
そうして玄関の方まで歩いて行ったんです。
私の家の玄関は引き戸ですから、開けたり閉めたりする時は音がするのですぐに分かるのですが、何の音もせずその女は玄関の方へと消えていってしまったんです。









怖すぎてトイレにいくのも我慢して部屋にこもり家族の帰りを待ちました。


幸い2時間ほどして帰ってきたので、安心したのですが、その日から数ヶ月は1人で家にいることができませんでした。





今思い出すだけでも怖い、最悪の体験でした。



みなさんすりガラスの影にはお気をつけください…




あー。
怖いなぁ~。

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