これからは新生Risuブログとして活躍されていきます。
今日を最後にブッディのメンバーが正式に変更になり、新ブッディとなります。
これからこのブログを1人で更新すると思うと少し寂しい感じもします。
僕は9年前高校を卒業し、ビューラックスに入社しました。
知らない方も多いのですが、僕は入社してからkanca、my hair、buddyと3店舗で勤務してきました。
最初の4年間はkancaで働いていたのですが、当時からkancaは年齢層が高く、話し方や振る舞いなど叱られることもしばしば…
シンイチロウ店長をはじめ、年上のスタッフばかりで右も左も分からずただ毎日を必死に生きていた記憶があります。
辞めたくなったこともたくさんあったし、それと同時に美容の楽しさを感じたこともたくさん。
僕の美容師としての全ての基盤を作ってくれたのはkancaであり、kancaのスタッフであり、社長であるシンイチロウさんでした。
ちなみに社長のことをシンイチロウさんと呼ぶのは社内では僕しかいません。
これは当時、「ナッカムは俺にとって本当に弟子みたいな感じなんだよね。今までにない感覚。これから昌平って呼ぼうかな。」
「じゃあ僕は佐藤さんじゃなくて、シンイチロウさんって呼びます!僕も師匠として佐藤さんじゃなく、シンイチロウさんって呼ばせてください。」
そう言って呼び始めたのがキッカケです。
今でも鮮明に覚えています。
周りのスタッフ、家族、友達、たくさんの方の支えがあって今こうして美容師として仕事をすることができています。
4年間kancaで働いた後、半年間my hairで働きました。
当時のmy hairはファミリー層の方が多く、お子様からご年配の方まで幅広く来ていただく店舗でした。
半年間という短い期間でしたが、しっかりと記憶に残るような濃い半年間でした。
まだ、そこまで全ての仕事を完璧にこなせるようになっていなかった僕は、マッサージやシャンプーなどの仕事がメインで、その時にシャンプーで人に喜んでもらうという、美容師としての1番大切な技術に対しての誇りを教えてもらいました。
店長の藤波さんが冗談で僕の肩を揉んだ時、ちょっと触られただけなのに、びっくりするぐらい気持ちよく、同じ仕事をしているはずなのになんでここまで違うのか。という衝撃を受けたことを今でも覚えています。
そして、人に対する優しさ、店長として動じないマインドを藤波さんを見て学ばせてもらいました。
そしてmy hairで半年間勤めたころ、社内の基準を満たし、正式にスタイリストとしてデビューする事となりました。
当時の制度として、スタイリストになるのが早かった順番で自分の行きたい店を決められるという方法がとられていました。
僕には行きたい店舗があったため、誰よりも早くスタイリスト試験に合格し、自分の行きたい店舗を決めました。
それがBuddy-buddyです。
なぜbuddyなのか。
それは毎年12月31日に行われる全社員が集まっての納会の様子を見てきたことが1番の理由です。
納会の時には一人一人がその年に思ったことや学んだことなどを発表します。
その時いつもbuddyのメンバーは全員が涙を流しているのです。
目標を達成できたことへの嬉し涙、できなかったことへの悔し涙、みんなへの感謝の涙…
毎年スタッフの涙を見ていました。
僕はその時に思ったのです。
「なんでこんなに熱くなれるのだろう。」
もちろん当時の僕が熱く仕事をしていなかったのではありません。
自分のできる精一杯をやっていたし、周りの方への感謝もしていました。
でも涙を流すことはありませんでした。
人前で泣くっていうのは生半可なものではないと思います。
自分の持っている全てのもの、そしてそれ以上のものを出した結果を受け止め、そこから何かを感じ取り、結果として涙が出てくる。
そんな熱いbuddyメンバーを見ていて、一緒に働きたい、一緒に納会で涙を流せるような生き方をしたい。
そう思って、僕はbuddyを選びました。
あと、当時から尾崎さんとはゲームを一緒にやっていて、一緒に働いたらその話もできるなーと思ってました。
ちょっとだけです。
本当ちょっとだけ…
buddyで働くようになってからは楽しいことや苦しいこと、初めての体験が毎日のように起こりました。
世の中たくさんの会社やお店がありますが、こんなに毎日笑って、楽しくて、悔しくて、悲しくて…
いろんな感情に振り回される店は他にないと思いますww
その環境を作ってきてくれたのが、歴代のbuddyメンバーであり、今のbuddyメンバーであり、何よりも店長副店長である尾崎さんと安部さんです。
仕事に対して熱く、人に対して真っ直ぐで、何に対しても楽しい2人がいたからこそ今のbuddyはあると思います。
僕が人間的に成長できたのは紛れもなくbuddyで働けたからです。
こうやって自分を変えるきっかけを作ってくれたメンバーが2人もいなくなるというのは本当に寂しくて、ブログを書いていても涙が止まりません。
ですが、これからのbuddyを作っていくのは僕たちです。
良い意味でこれまでのbuddyには無かった新しい風を起こし、お客様に最高の時間を過ごしてもらう。
また僕のようにbuddyに入ったから人生が変わった!と思えるような後輩をどれだけ作れるのか。
それがこれからの僕たちの挑戦であり、使命だと思っています。
たくさんの方に支えられてここまで来た僕ですが、これからも皆さんの支えを受けつつ、少しずつ支える側の人間になれるよう毎日を過ごしていきます。
これからのbuddyもよろしくお願いします。