千秋楽の次の日 1日色々と考えた。

今日はイツツメキセツ演出家 加藤真紀子氏と二人でお疲れ様ご飯。



彼女の描くサルビアを100%演じ切ることができなかったことをまず謝り
素敵な作品を作ってくれたことに感謝をした。

彼女との出会いは舞台「ホス探へようこそ」だ。
私はよく初対面の人に怖がられる(笑)

稽古場に初めて行った時 彼女もそう思っていただろう。(笑)

彼女の作品を作り上げていくやり方出来上がりが凄く気に入りそれ以来 仲良くさせてもらっている。

なにか一緒に作っていきたいねという話から昨年PUPAのメンバー全員を連れてみんなで会いに来てくれ 10月、12月とやらせていただきました。
12月の56.WX~では 色々と話し合いそれを見事に加藤真紀子ワールドに演出してくれた。

今回の作品も素敵な作品で作り上げていく姿は凄いなーと思わされた。

二人でご飯を食べるときは常に次の作品だったりこんなんやりたいあんなんやりたいと
話題は尽きない。
今日もそんな感じで話はつきず(笑)
沢山話した。

今回 稽古始まって間もなく体調を崩し
稽古のあとに救急病院へ…
血を抜かれ点滴を繋がれた状態の中
出演は断念かなと病院の天井を見ながら思った。
そんな中 彼女からメールが届いた。
検査結果が出るまで稽古は休むように
出番も減らすことも検討していると

なぜならこの先ずっと一緒に作品を作っていきたいから 今無理されては困ると書かれていた。

翌日から治療に専念し
どうにか7月5日から稽古に参加
長いお休みをいただいている間に役作りのためにドロップの持つレイレイとチューさん人形を作らせて
とお願いし少しでもドロップのために
サルビアがやったであろうことをさせてもらった。




ついでに作らせてと作った花たちは
ドロップのお店の看板として舞台に



稽古場復帰してからあがってきた台本をみて

後半の畳み掛けていくサルビアのシーンを読み 私は加藤真紀子にこう言った。

「殺すきかっ」(笑)

こうして復帰してから10日で初日を迎えたイツツメキセツ

サルビアを理解することに悪戦苦闘した
2週間ほどは苦しかったが
自分にとって大変勉強になった舞台だった。

加藤真紀子の作り出す世界の住人になれたことに感謝です。