私たちコンサルタントは、様々なシーンで外食企業にお呼びいただきますが、
やはり多いのは、「売上不振」の時です。
多くの方々は、
“どうやったら集客できるの?”
という視点だけで苦しまれております。
現状の売上不振の原因が、「不景気」「市場飽和」「競合店の出現」・・・、
と思っているからでしょう。
しかしどんなお店でも少なからずお客様はいらしているはずです。
まず考えねばならないのは、
「何故今まで来てくださったお客様はまた来ないのか?」
なのです。
一度ご来店くださったお客様が再来店しないようなお店に、
活気的な集客方法で成功し、集客できたところで、『一過性』に
過ぎません。
単純に表現すれば、
「もう一度くる理由のないお店」
であることを自覚する必要があります。
そして「何故?」なのかを明確にする必要があります。
○商品が良くない?
○接客が悪い?
○掃除ができていない?
○商品提供が遅い?
○値段が高い?
○全て悪くないが、良くもない?
などなど。。。
自分達のお店が何故 “再来店” していただけないのか?
どんどん掘り下げて考えなければなりません。
別の表現をすれば「それさえ解れば、売り上げが上がったも同然」
なのです。
しかし驚くほどに、私たちコンサルタントが呼ばれた先の企業・店舗では、
「何故お客様は再来店してくださらないか?」
の問いに対して答えに詰まってしまいます。
だから、"流行らない”のです。
この理由が解れば解るほど、それを改善するごとに、
如実にお客様が増えだすのです。
「どうしたら売れるか?」
という視点の前に
「何故売れないのか?」
という視点を持ってみてください!