カードショップ『グリモワール』。
悪魔も学べるカードショップ。
ファイトの敗者は魂を抜かれると言う世界で
立凪タクトが開催した大会『ソウル・サバイバル』。
その大会の優勝者を決めるトーナメントが開かれた。
第4回戦は既に一部のファイターには正体が知られている
敵勢力のファイター、雀ヶ森レン。
そしてもう一方はレンと共に戦ってきた参謀・新城テツであった。

「・・・・・・久しぶり、テッちゃん。」

「ここは世間話の場ではない・・・・・・
レン、我らが王よ・・・・・・俺は何も問うことはしない。
ただお前に立ちはだかり、お前を止めるのみだ!!」

「アーちゃんは僕に負けた。
でも僕はアーちゃんの魂は奪わなかった。
アーちゃんは必死に僕を連れ戻そうと頑張っていた。
・・・・・・だけど結局、覚悟が決められなかった。
でもテッちゃん・・・・・・いや、テツ。
君の覚悟は今、痛いくらいに感じてる。
・・・・・・だからこそ全力で君と向き合うと誓う。
構えろ、テツ・・・・・・僕は君の敵だ!!」

『スタンドアップ・(ザ)・ヴァンガード!!』

「フルバウ!」


「アモンの眷属 パーメイド・グレイス!」


「ライド、ブラスター・ジャベリン。
スキルによりブラスター・ダークを手札に加える。」

「漆黒の詩人 アモンにライド!
さらにアモンの眷属 ヘルズ・ディールをコール!
スキルによってSC2!そのままアタックだ!!」

「ノーガードで、ドロートリガーゲット。
僕のターン。殲滅せよ、我が分身!ブラスター・ダーク!
ブラスター・ジャベリンをコール!ヴァンガードにアタック!!」

「ノーガードでダメージ1・・・・・・
俺のターン、スタンドアンドドロー。
ライド!アモンの眷属 ロン・ジンリン!
さらにアモンの眷属 ヘルズ・ドローをコール!
スキルによりSC2!続けてパーメイドのスキルでSC2!
そしてヘルズ・ドローはP+7000!ロン・ジンリンでアタック!
続けてヘルズ・ドローでもアタックだ!」

「2体ともノーガード。僕のターン・・・・・・
深淵より来たれし竜・・・・・・今こそ出でて力を振るえ!
ライド!ファントム・ブラスター・ドラゴン!!



「・・・・・・ファントム・ブラスター・ドラゴン!?
・・・・・・今までの姿とは違う、新たな力か!」

「スキルによりジャベリンを退却。
山札からブラスター1枚を手札に加える。
ナイトメア・ペインターのスキルで加えたブラスター・ダークを
そのままソウルに入れる。
さらに手札のハウル・オウルのスキルでパワーアップ!
アタック!そしてドライブチェック!」


「ぐっ・・・・・・クリティカルトリガーか。
だが俺は負けん、負けるわけにはいかない!
魔界侯爵 アモンにライド!!
さらにパーメイド・グレイスをコール!
2体のパーメイドのスキルでヘルズ・ドローはパワーアップ!
アモンは自身のスキルでパワーを上げる!
ソウルのカードは12枚!よってこのターン!
アモンはP+24000!ヘルズ・ドローはP+12000!
P41000のアモンでヴァンガードにアタック!」

「さすがのアモンのパワーです。
ですが、カルマ・コレクターで完全ガード!」

「P21000のドローでヴァンガードにアタック!」

「ノーガード・・・・・・ゲット、ドロートリガー。」

「これで俺のターンは終了だ。」

「僕のターン、スタンドアンドドロー。」


『ファイナルターン!!』

「最上級の闇より生まれし畏怖の具現体!
その姿・・・・・・ライド!ガスト・ブラスター・ドラゴン!!」


「なっ・・・・・・!?ガスト・ブラスターだと!?」

「ファントム・ブラスター・ドラゴンよ、
出でし闇の力に、自らの闇を注げ!ブレイクライド!!
スキルでSB3を払い、ガスト・ブラスターにP+10000!
ハウルオウルをコール、スキルを同時に発動!
ガスト・ブラスターにP+3000!
手札からカロン、マスカレード2体、ナイトメア・ペインター!
スキルで手札からブラスター・ジャベリンをソウルに!」

「ガスト・ブラスターのスキルは
ソウルのブラスター1枚につきP+5000と☆+1を得る!
溜めこんだソウルのブラスターは4枚!!
よって、ガスト・ブラスターは・・・・・・」

「ブレイクライドとスキルによりパワーは上昇し、
P44000!☆5となる!
まずはマスカレードでヘルズ・ドローをアタック!」

「先のターンで、パワーラインを無視してまで
ハウル・オウルをソウルに入れたのは・・・・・・
ソウルのブラスターを減らさないためか!
・・・・・・ぐっ、ノーガードだ!」

「見せてもらおうか、テツ。
ダークイレギュラーズにこの攻撃が耐えれるか。
ガスト・ブラスターのリミットブレイクスキル!
リアガード3体を退却しパワーとクリティカルを上昇!
さらにソウルにブラスターが存在するため
P+2000!P46000!☆5でヴァンガードにアタック!」

「・・・・・・舐めるな、俺の手札にあるのは
フラグ・ブレイカー!完全ガードだ!」

「本当に強大な闇の前では、
そんな力無駄なんだよ、テツ・・・・・・
ファントム・ブラスター・ドラゴンの与えたスキルを発動!
マスカレードとカロンを退却させ、
カードを2枚ドローし、相手はG1以上でガードができない!」

「か、完全ガード封じだと!?
☆5攻撃を・・・・・・G0のみで守れと・・・・・・!!
・・・・・・っ!!ノー・・・・・・ガードだ・・・・・・!!」

「ドライブトリガー、チェック!」


「ダブルクリティカル!?
これで俺に通るダメージは、7ポイント・・・・・・!?」

「ダメージチェックは無駄だよね、テツ。」

「・・・・・・これが、お前の力か。」

「そうだ・・・・・・テツ。
感謝するよ・・・・・・そして、お別れだ!!」

「・・・・・・」

「悔いは・・・・・・ない・・・・・・」 

「・・・・・・立凪タクト、旋風鎖龍。
お前たちの野望はここで潰える。」

「んー、覗き見に対してチラ見とは・・・・・・
中々にいやーらしいことするじゃないの。」

「それよりも、どういう意味ですか?
僕達の野望が潰える、とは・・・・・・」

「そのままの意味ですよ。
茶番は終わりだと、彼が言うんです。」

「彼・・・・・・?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!

「地鳴り!!?」

「来ましたね・・・・・・」

 

「星輝兵 ブラスター・ジョーカー!?
それに隣にいるのはフォトン!?」

「・・・・・・んー、まぁ大方の予想通り。
大将自ら御出陣とはね・・・・・・」


『この世界を・・・・・・終わらせに来た・・・・・・』