本日、久々に新宿の花園神社骨董市に行ってきました。
花園神社骨董市は出店数が少なく二回ほどしか行ったことがない骨董市でした。
しかし今月の16日を最後に靖国神社骨董市が終了し、こちらに業者さんたちが流れて来たようで出店数が格段に増えていました。
靖国神社骨董市は東京オリンピックに向けて外苑を工事するため終了になったようです。
靖国神社骨董市と靖国神社で知り合った友人達と話し込むのが靖国神社参拝の楽しみの一つでしたが、これからは参拝と知人達との、おしゃべりだけで帰りに新宿で途中下車するようです。
この花園神社骨董市でも、いつか掘り出し物をゲットできるのかと期待に胸が膨らみます。
基本的に骨董市は高く、ありふれたものや駄物ばかりですが、時に掘り出し物や相場より格段に安いものを出るのが魅力です。
もちろん花園神社でも参拝しました。
帰りに眠らない街、歌舞伎町をぶらぶらと散策して帰りました。
⬆️特攻隊自決用短刀(外装は戦後製作)です。 刀身はステンレス製です。
よくオークションなどで特攻隊自決用短刀と 称されて出品されている実は、お土産品短刀が 以下⬇️のモノです。いろいろなバリエーションがあります。 多く存在するのが、このタイプの、お土産品短刀です。 研げば刃紋も出ます。短い茎が特徴です。
柄一体型の木ハバキ 鎬のあるタイプのお土産品短刀。 平造りのタイプの、お土産品短刀。 外装に角を使用しています。
本物がステンレス製なので偽物の方がしっかりと見えます。 最上段が本物で下三口が偽物です。いずれにしても短い茎が、お土産品短刀の特徴です。
先に偽物と述べましたが本来は戦後間もない頃まで 菊一という金物屋さんから 観光地の、お土産屋さん等に卸されていた短刀です。 http://www.kikuichi.com/honten.php 年輩者の方なら「金比羅様の小刀」「菊一の短刀」 などと呼ばれよく知られている短刀です。
しかし、これらお土産短刀も数が減ってきており 特攻隊自決用短刀と称し出品しているプロやセミプロがおります。
また軍刀の洋書でも誤って掲載されています。
お土産品短刀と見比べると洋書が特攻隊短刀と 掲載しているのは誤りと一目瞭然です。 お土産品短刀は本来 骨董市などで数千円で売られているものです。
ネットオークションなどで特攻隊自決用短刀と称されていても お土産品短刀とご理解の上ご入札してくだいませ。
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日本国旗の日の丸赤地部分を文字で突っ切り「がんばろう」と記入された国旗が商店街いっぱいに威風堂々と垂れ下がっていました。
日の丸の赤地部分に文字を記入することは国旗を冒涜する行為です。
太陽の神を汚す行為です。
戦前戦中の映像や画像を見ても白地部分に文字を記入したものは多く見られますが、ハチマキを含め赤地の日の丸部分に文字を記入したものは確認されておりません。
歴史と伝統を重んじる浅草近辺の商店街らしくない誤りです。
デモ行進をしている人でも威風堂々と日の丸の赤地部分に文字を記入したTシャツを着ている人がいます。
愛国の精神でデモをしていると思いますが
実は日の丸を冒涜しているなんて滑稽です。
最近この武道家に指摘された軍刀啓蒙活動について述べたいと思います。
ブログ等で軍刀の誤った認識、誤解、戦前戦中の刀剣用語の誤った使い方、登録制度の実態を知らない等を記事にされている方がいたら、その方のブログ記事のコメントなりメールにて誤りを指摘してきました。
誤りを認め訂正する方もいましたが、多くのブログ開設者は誤りを認めませんでした。
そしてこの武道家に指摘されたことは
「例えば左翼に誤りを指摘しても聞く耳を持たないだろう」
「それと同じように美術刀剣信奉者は聞く耳を持たない」
「だから個別に誤りを指摘しても無駄」
「真実を知ろうとしていない人に何を言っても無駄」
「日本刀とは、こうなんだと思い込んでいる人に何を話しても無駄」
「広くネット等で訴え賛同してくれる者のみ説明すればよい」
というものでした。
考えてみたらそうです。
以前、自虐史観撤廃を目指し啓蒙活動をしているときに所謂左翼と呼ばれる方々は聞く耳を持たず
「学校の先生に教わった」
「写真が残っているじゃないか」
「本に書いているじゃないか」
と自分達が学んできたことを信じ
自分達が学んでいたことを否定されるのを許さなかった。
それと同じことが美術刀剣信奉者にも言えると思いました。
美術刀剣信奉者の方々が自分達の学んでいたことを否定されることを許さず、真実を聞こうとしないのは左翼の方々と同じように考えると非常に納得できました。
ですから私は軍刀の刀身構造、強靭さ等の啓蒙活動を一旦止め、元来の刀剣に対する精神性を追求していこうと思います。
但し、お土産品の短刀を
「特攻隊自決用短刀」と偽ったりする行為。
「軍刀は登録が付かない」
「登録が付いている軍刀は日本古来の製法で造られているお墨付き」
等と登録審査の実態を知らないトンチンカンの発言。
これらは、同じように誤りを指摘していくつもりです。
そして、軍刀愛好家を「右翼」とか「軍国主義的」等のという方がおりますが、軍刀愛好家の多くは柔軟な考えを持っており決して右翼的ということはないと考えています。
むしろ、美術刀剣信奉者の方は
「日本刀は和鉄でなければならない」
「和鉄以外で日本刀は造れないのだ」
と、極論ですが国粋的になりやすい傾向にあります。
建国義勇軍と名乗り一連の事件起こした某刀剣商も美術刀剣信奉者でありました。
私も軍刀が美術的に劣るという点は認めておりますし、また美術刀剣界の鑑賞の掟については決して否定いたしません。
この記事は美術刀剣信奉者の方々を否定するものではなく、私自身の考えを改めたものを書き綴ったものです。
後醍醐天皇の忠臣、楠木正成公を御祭神とする湊川神社に初参拝しました。しかも新嘗祭にです。
また東京九段の本鍛練陸軍刀「靖国刀」に対して西の本鍛練海軍刀「菊水刀」が造られていた神社でもあります。
愛刀「菊水紋 湊川神社 正忠」もここで鍛練されました。
菊水刀も靖国刀も、玉鋼、折り返し鍛練、皮心鉄構造の、いわゆる日本古来?からの伝統製法と言われています。
私は菊水刀や靖国刀には精神性を感じます。
やはり大楠公の尊皇精神、英霊の護国の鬼と化した精神。その御霊が神となり鎮座する地で造られた両刀に強い精神性を感じます。
今回、湊川神社に初参拝しましたが少しでも大楠公の七生報国の精神にあやかりたいものです。
地元の骨董市で毎月28日に開催されますが、ほとんど仕事でいけない骨董市です。
戦前から戦後まもなく「菊一」という金物屋さんから売られていた小刀を購入。
この小刀は骨董市などで数千円で売られているものですが、わざわざ登録を付けて数万円で販売している業者もいます(刀身は15センチ以下のため登録不要)
一番たちが悪いのが「特攻隊自決用短刀」と称しヤフオクなどで無知なコレクターを騙している輩がいることです。
就学旅行のお土産にも売られていた小刀で戦後間もない頃、のちに大物暴力団になる男が中学時代に就学旅行で購入した小刀で犯罪を犯したと供述したのも、この小刀です。
それを特攻隊自決用の短刀と虚構に満ちたタイトル、内容でヤフオクに出品している業者、セミプロがいます。
この菊一小刀は刀身、白鞘と色々なバリエージョンが存在しますが特徴は短い茎です。
※研磨すれば刃紋も出るので要注意です。
本物の特攻隊自決用短刀
←本物はこちらをクリック
取材強力 銀月堂様
先日、靖国神社に参拝したら60歳代~70歳代(英霊のお子さんか?)の遺族らしい男女が軍装コスプレイヤーを指差し「あれは自己満足の世界だからどうにかならないか!」と衛士さんにクレームをつけている光景に出くわした。
衛士さんは「神社としても彼らが悪いことをすれば排除したいのですが服装だけなので排除できない」と説明していた。
聞くところによると靖国神社側は彼ら軍装コスプレイヤーを排除したいがため模擬刀やモデルガンの持込を禁じ、口頭で軍装による参拝は自粛して欲しいと注意したそうだ。
しかし彼ら軍装コスプレ集団はビニール製の刀や木製の銃を持ち込み、一向に軍装参拝をやめる気配が無いらしい。
以上のことだけ見ても彼らが英霊のことを考えてやっているのではなく、己の欲求を満たすためにやっている証と言えよう。
衛士さんは
「彼らは、みっともないとか、軍隊経験も無いのに英霊に申し訳ない、とか考えていない。むしろ良いことをしていると勘違いしているから始末が悪い」と話されていた。
百歩譲り、軍装コスプレ参拝したとしても最後にゴミ拾いなど清掃奉仕でもすれば、まだ可愛げがあるが、彼らはゴミが落ちていても知らんふり。
軍服を通して先人達の志を受け継ぐとか、動作による歴史検証等とふざけたことを隠れ蓑にしているらしいが
それならば先人達が経験した厳しい訓練も真似てみろ。カッコイイ部分だけ真似るな。