陰謀論も一理あるかもね。
先に言っときますが、私は陰謀論は荒唐無稽と思ってるクチです。
が。
そういう考えが出ても当たり前かもねーと、この1年の政府の動きの不自然さから思うようになりました。
勿論、陰謀論(他国が日本を乗っ取ろうとウイルスを利用)を信じてはいません。
が、日本のコビッド19に対する対応は、余りにもお粗末で、政治家の説明よりも素人の発言の方が常識的に見えてくる1年でした。
ゴールデンウイークになってから、いきなり政府側の尾身さんや西村さんが
「三密回避だけでは甘い。一密、二密でもクラスターが多発している」
「感染力の増した変異株はマスクをしていても一定時間大きな声で会話をすれば感染する」
など、各メディアでも
「これまでのコビッドとは違う、変異株は新しいウイルスと考えて、より一層の感染対策を!」と、アナウンスしはじめた。(相変わらずお願いに過ぎないが)
しかし。
現実は、全くと言っていいほど浸透していない。
ゴールデンウイークをアウトドアで楽しむ人にインタビューすれば、9割方は
「屋外なら大丈夫ということだから出かけてきました」と答えている。
行われているのはBBQやキャンプ。
(屋外でもクラスター発生という事実は、知ってか知らずか無視されているのが現実)
予定を立てた時点では、屋外でも危ないというアナウンスを聞いてなかったのだろうけど、穿った見方をすれば、国の発表タイミングの操作?とすら感じる。(わざとGWに発表してアナウンスを既成事実とした)
☆もうひとつ、オリンピックに関してもある疑いを感じるが、それは別に改めて書きます。
昨年は自粛した国民も、慣れというより感覚麻痺で、街中はコロナ禍前に近い賑わい(我が家はまん延防止措置が出ている都市ですが、全くそんな実感なし)だし。
マスクは単なる外出用免罪符と化している。
反マスク派は当然ノーマスクで動いてるし、危機感を持つ人だって、混んでても生活のためにスーパーには買い物に行く必要がある。その際できる対策も去年と同じ(マスク、手洗い、消毒)。
いずれも自己判断、自己責任。
テレビでは「ゴールデンウイークは家で過ごしましょう」と言った直後に「○○では、こんなフェアを開催中です」「こんな素敵な風景が!今が見頃、ぜひ出かけて春を満喫したいものです」
……どっちやねん!(笑)
日本の一貫性の無さや矛盾は、政治もメディアも去年からのお家芸となってしまったようです。