海外の伝統や食文化に興味があり、ふと見かけたアラスカの方の記事に想いを馳せました。



サワドゥは小麦粉と水を元種にずっと足して繋いでいくパン種。
サンフランシスコが有名ですが、世界中で作られています。

中国・台湾になると、ぐっと水の分量を少なくした老麺になります。

日本ではそこに麹菌が入りますが、酒種酵母・お米酵母の手法が近いかと(^^)


この記事のクリフォードさんのホットケーキ、暮らしの中に発酵が自然と取り入れられてるところに惹かれます✨


夜寝る前に小麦粉と水を合わせておく。
翌朝には発酵していて、ホットケーキを焼く。


私たちがイメージするフワフワのホットケーキではなく、パンケーキに近いでしょうね。

毎日食べても飽きない味と書いてあり、わかるわかると思いながら読みました。


小麦粉と水だけですが、ずっと元種を繋いだ発酵は旨味がでるんですよね。
日本の酒種酵母・お米酵母には、そこに麹菌が入ります(^^)

これがまた美味しくてですね、毎回感動しています。

何より1次発酵の時に、うっかり過発酵にしたり、失敗してもそこそこ美味しく食べれるんですよ。

生地の発酵に失敗すると、固い、マズイとなりパン粉にしたり、ピザ生地にしてどうにか食べるといった涙ぐましいことをするのですが、もう苦行に近い。

今年の猛暑の時に、気温で予定より発酵が早く、ありえないほどの過発酵をさせてしまったことがありました。
もうオーブンで焼く気すらおこらず、昨日、カレーだったこともあり、フライパンでナンのようにして焼くだけにしました。

お米酵母の生地だったのでまだ美味しく食べれましたが、全部ナンとして食べるのは無理と、次はハンバーグのパン粉代わりにしてみたところ、とーーーーーっても美味しくって感激!!!

あの失敗のパンが!苦行とも呼べるパンが!こんなに美味しくなるなんて!と未だ心を掴んで離さないという、、、ハンバーグで熱く語れます。
しかもお肉ではなく、パン粉のほうで。

ハンバーグを作ろう!と思った時にパン作りから始めそうな勢いです。(パンがある時に作れ)

もう過発酵になっても凹まない!
苦行と思わない!!
むしろウェルカム!!と言いたい(パン作りがヘタなだけですが)


アラスカの食卓風景から、失敗パンのハンバーグに感激したお話でした。
いや、本当に美味しかったから。

【格言】
ハンバーグはパン作りから
(なかなかハンバーグが食べれないな。笑)



今日は炊飯器にご飯が少し残っていました。
ミキを作ろうかと思ったけど、さつま芋がなかったので、糀を入れて濃縮甘酒を作ることにしました。
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水分はヒタヒタです。乾燥糀なので少し水を多めに入れました。
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炊飯器の保温キーを押して、温度が65度以上上がらないように炊飯器の蓋は必ず開けて。
今、3時間ほど経ちましたが、糖化が始まっています。
あと3時間ほど発酵させておきます。
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料理に使いやすいのと、薄めれば甘酒として飲めるので濃縮タイプで作ることが多いです。
あと濃縮だと甘みが続く保存も長いです。


最初に発酵、菌を知ったのは甘酒でした。
コツがわからずに何度も何度も練習のように作っていました。


理想は暮らしの中に無理なく取り入れることでした。
菌の発酵速度、保存期間、活用法、自分と甘酒との距離感、トータルで考えていたのでいろんなパターンを作りました。

自分と甘酒との距離感って何?!(笑)ですが、作りすぎない、食べ過ぎないというのもポイントでした。

皆さんの台所にも塩や味噌、マヨネーズ、ケチャップが普通にあるように、その中に甘酒も入れたい、そんな感じです。

糀はいつも乾燥糀を常備しておいて、ご飯が少し残っていたら甘酒でも作ろうかな?と思えるようになったことが嬉しいです。

暮らしの知恵、先人の知恵に感謝です。



今日も皆さまにとって幸せを感じることがたくさんありますように*・゜゚・*:.。..。. .。.:*・゜゚・*


ご訪問、ありがとうございます。