お盆ですね。

昨年の12月に山口のおじちゃんが他界しました。
おじちゃんは、山口の山奥でずっと1人で炭を作ったりわさびやしいたけを栽培していました。

炭やわさび、しいたけ、シキビなど自分が手をかけたものを町の商店へ売りに出て生活をしていました。いつも町に行くときはボロボロのハンチングにジャケットを着て、でかけてました。お酒か大好きで酒ぐせが悪かったですが、心やさしいおじちゃんでした。

大人になり子供の頃のように、なかなか山口に行くことはなくなり、月日はながれ、昨年、久しぶりに娘と新幹線とバスに乗り山口へ行きました。

バスから、車から、見る景色、全てが愛おしく懐かしく、なんとも胸がぎゅーとなるような子供の頃に遊んだ思い出がよみがえります。

物はあふれ、せわしい世の中ですが、おじちゃんみたいに不便だけど山奥で日々ぼちぼち自分と向き合いながら生きていく生活を改めて身近にみたことで、私の心に深く深く響くものがありました。

トンボ帰りでしたが山口に行けたこと、おじちゃんが心に残してくれたこと、自分の生き方を再確認できた山口でした。

おじちゃん、ありがとう。

年を重ねるにつれ、日々自分のペースで日々できることをこつこつやっていきたいなぁと思います。

「いまもいつかは思い出になる」
ですね。