【書評】『関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実』工藤美代子著


関東大震災 「朝鮮人虐殺」の真実


■まるで良質のミステリー

 関東大震災の時に流言蜚語(ひご)に惑わされた日本人自警団が何の罪もない多数の朝鮮人を虐殺した-。

 多くの日本人はこの事件にある種の後ろめたさを感じ、きちんと検証してみようとしなかった。

 大震災から86年、工藤さんが初めてこの困難な作業に挑んだ。

 まず、当時の日韓関係の中で朝鮮人のテロ、日本人襲撃が決して根拠のない流言蜚語ではなかったことを多くの資料・新聞記事から立証。

 工藤さんは〈朝鮮人による襲撃があったから、殺傷事件が起きた〉〈テロリストの襲撃から家族や町内を守るのは正義といっていい〉と断定している。

 当初は朝鮮人による襲撃事件を報じていた新聞がなぜ途中から事実を隠蔽(いんぺい)するようになったのか。それが、この本の大きなテーマに繋(つな)がっていく。まるで良質のミステリーを読むような面白さだ。

 圧巻は虐殺された朝鮮人の数を検証する部分。当時、吉野作造は2613人と書き、上海に亡命した大韓民国臨時政府の機関紙「独立新聞」は6419人と書いた。

 今回の取材中、工藤さんはロンドンのナショナル・アーカイブスで朝鮮独立運動派が諸外国の外交官にばら撒(ま)いた謀略宣伝用小冊子を発見した。そこに書かれた数字はなんと2万3059人。

 それでは当時東京に何人の朝鮮人がいたのか。政府統計によると東京に約9千人。近県に約3千人なのである(全国で約8万人)。

 そして、警察署などに保護された朝鮮人は6797人。

 この数字だけからでも虐殺されたとされる朝鮮人の数がいかに根拠のないものかわかろう。

 先に挙げた謀略宣伝用小冊子は虐殺の模様をこんなふうに書いている。〈彼ら(日本人自警団や民衆)は朝鮮人を電柱に縛りつけ、眼球をくり貫(ママ)いて鼻をそぎ、腹を切り裂いて腸が飛び出るままにした(以下略)〉

 どこかで読んだような記述ではないか。

 ぼくが今年読んだノンフィクションのベスト1だ。(産経新聞出版・1890円) 評・花田紀凱(かずよし)(『WiLL』編集長)

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/091220/bks0912200834001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/091220/bks0912200834001-n2.htm

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http://maokapostamt.jugem.jp/


このブログでも何回か取り上げた関東大震災だけど、在日どもは加害者のくせに逆さまに被害者になりすまして、謝罪賠償を要求しているんだよね。

本当に許せない。

何故に、在日が恨まれ、うとまれ、嫌われているのか、全く自覚が無いのがむかつくんだけど、いい加減に日本人もブチ切れないといけないよ。

どんな人間にも両親と言うものがあるはずだけど、半島の人間にはないんだよ。

どんなに罪を犯しても全く良心の呵責を感じない恐ろしい民族だ。

それにしも、どうして、半島人と言うのはこれほどまでに歪んでいるのかねえ。