歯科衛生士の
松沢美枝(キャンディ)です


今日は
顎関節症の方の症例です


顎関節症で来院された男性
主訴は口が開かない

拝見すると
ストローがやっと入るくらいしか
開かない
下顎は前後、左右に
一切動かない状態でした



お口って開けるとき
下あごが動いて開口します

上あごは動きません
上あごは下あご受けているだけで
下あごは上あごにぶら下がっています
上と下を繋いでいるのは筋肉です

その上と下を繋いでいる筋肉が
拘縮してしまうと
口が開かない状態になります


この症例は
顎関節には問題はなく
原因は筋肉のこわばりでした

筋肉が硬くなり
弾力がなくなって
伸び縮みしなくなってしまい
口が開かない状態だったのです

原因となる筋肉のこわばりをとります
押したり揉んだり引っ張ったりせず
優しく触れて
ゆらしてゆるめます

腕に触れると
男性なのに柔らかい
力を抜いて深呼吸して頂きますが
なかなか
力を抜くことができないようでした
このような
身体が柔らかいタイプの方は
知らず知らずのうちに
いつも筋肉を緊張させて生活している
という方が多く
柔らかいのに
こわばりが強い場合があります

5分くらいゆっくりと深呼吸と
口腔の筋肉をゆるめる施術をして
ストローから2センチあくまでに
なりました

ご自宅でできる
セルフケアのアドバイスさせて頂きました
『お口が開かないときはこれ』過去記事
参考にご覧ください


顎関節症でも
強い痛みを伴うもの
お口が開かなくなるもの
ガリっと音がするものなど
タイプはさまざま


自己判断は危険ですが
歯を削ったり
マウスピースをつけたりとしなくても
改善する場合もあります

あんなに開かなかったお口が
あっという間に開いて
びっくりしていらっしゃいましたカナヘイきらきら


筋肉をゆるめる施術は
さとう式リンパケアをしておりますとびだすうさぎ2


顎関節症のご相談もお請けしています


さとう式リンパケア インストラクター
松沢美枝(キャンディ)



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