このブログでも何回かインチキがん治療のクリニックのことを取り上げていますが、先日、インチキがん治療のクリニック撲滅活動を頑張っている某腫瘍内科の先生とお話していたらインチキクリニックの売上が下がっていると聴きました。それはインチキクリニックの濫立により競争が激しくなったということでした。
インチキがん治療のクリニックは、ホームページから藁をも掴むがん患者やがん患者家族に対し、突き刺さるような誘い文句で誘導して集患をしていたり、
説明会を開催し、医師が自分達のインチキがん治療をプレゼンテーションをして、予約を受け付ける方法、ここでは無理に商売っ気を出さず、あくまで待つスタンスなようです。
最近、気をつけたいのは、相談サイト。
サイトを見ればわかるのですが、
・最先端医療をすすめる(免疫や遺伝子の単語を使っている)
・あきらめないなどの耳障りの良い言葉を使っている
・24時間相談
と謳い、相談して、インチキがん治療のクリニックを斡旋されるという流れになります。
がんの相談をして、気づいたら、高額な自由診療のインチキがん治療のクリニックを紹介されてしまう。
いまや、危険なのはクリニックの宣伝だけではありません。気をつけましょう。
ここで、中国の話を少し、
先日、上海に行った際に、現地の斡旋業者にお会いしました。現在、中国にも100社以上日本のクリニックへ紹介の斡旋業者があるとのこと。
中国の斡旋業者のキャッシュポイントは2種類。
・紹介手数料
・治療種類によりキャッシュバック
と聞きました。
日本のインチキクリニックの相談窓口のキャッシュポイントはわかりませんが、気をつけたいものです。
安全な無料相談窓口は
がん診療連携拠点病院などに設置されている窓口を利用しましょう
以下は東京都のポータルサイトに掲載のリストです。(2019年1月現在、将来リンク切れになっていたらすいません)
また、
インチキがん治療クリニック
ダメ。ゼッタイ。