皆様、
いつも大変お世話になっております。
皆様御周知の様に、この度の「日本でもウイグル人権法を」という趣旨の署名活動が、衆参両院合わせて11万筆に達して、それを衆参両院に正式に提出してから二週間後、一部の人達から発起人の今橋留美看護師、国会提出の為にお手伝いしていた私に対しSNSやネットメディアによる攻撃と誹謗中傷がおきました。
ウイグル民族がチャイナからのジェノサイドを受け、私を含む殆どの海外在住のウイグル人は、すでに失った親族の為に泣き、未だに連絡の取れない御親族の安否を心配し、寝食不安の毎日を過ごしています。その様な中で、本来は我々ウイグル人をサポートして、応援する趣旨の下でできた“ウイグル支援地方議員連盟”は、現状私個人に対して否定的な意見を発信し続けています。しかし、彼らが主張していることの数々は、事実を誤認して解釈しているもの、また、事実無根であることも含まれています。
現在、このウイグル問題は以前より遥かに日本人の多くの方に知れ渡りつつあり、私たちは数多くの日本の支援者の方々とともに、ウイグル人の人々の救済と、日本の防衛のため
力強い一歩を踏み出し始めています。
そのような現状の中で、今回ウイグル支援地方議員連盟がこのような動きを図り、私個人を批判し、そこへ関わるウイグル人や日本人を混乱、分裂させて、これで1番ほくそ笑むのは、中国共産党以外の何者でもありません。
本来わたしたちは、同じ志を共有する同志であるはずだという認識を致しております。
チャイナとの闘いは今後も非常に困難が続きます。ですが、私自身の愛する祖国、愛する人々を救い出したいというこの信念は、例えどんなことが起ころうとも、これからも、断じて曲がることはありません。
今回の騒動により、私の活動には
一定のマイナス的影響が出ると思います。
しかし、私は自分自身の天命を見失うことなく今後も今の自分が出来る、最大限のことを支援者のみなさまへの感謝を忘れず、天にも己自身の心にも、誠実にこの活動を続けてまいります。
私の活動はこれからも変わることなく、愛、誠実さ、感謝を忘れずに継続してまいります。
皆様方の御理解、御応援を心よりお願い致します。
今日も皆様にとって良い成果のある1日となりますことをお祈り致します。
東トルキスタンと、日本の皆様の未来が幸福に満ちたこととなりますように、心を込めて。
トゥール ムハメット 拝
令和三年六月十一日