水と同じ性質なんだね。








だからパンドラの箱が開いたとき、

感情が津波のように押し寄せる。




トラウマや自己嫌悪

恐怖が波のように押し寄せる時

人はつい、波が恐くて流れをせき止めたり、

新たな水を加えて逆流させたりするんだ。



だけど、

それじゃぁ一向に水は出ていかないから、また同じ波が押し寄せる。


逆流させれば水は増えていくばかり。





“せき止める”

っていうのは、感情を無視したり別のことに意識を向けたりすること。
(恐怖を感じる手前で心を閉ざすこと)



“逆流させて抵抗する”

っていうのは、「何で波なんか来るのっ!?」「こんなのは許せない」って責めたりすること。
(押し寄せる恐怖(感情)に別の感情(水流)で抵抗すること)




そういう時って、良くなろうとすればする程、永遠に終わらない自己嫌悪に陥ったりする。




でも、


その波が出ていく門はただひとつ。


心にしかなくて、



襲ってくる感情に心(水門)を開くこと。



それは恐怖を感じきることであり、波を真っ正面で受け入れること。


めちゃめちゃ怖いし、苦しい。

けど、長くは続かない。



門を開けた瞬間(心を開いた瞬間)が、一番苦しい一瞬で、


でも、その後それより高い波は来ない。




溜まっていれば溜まっている程、水は勢いよく流れる
(恐怖が一気に押し寄せる)

だけど、一度外に流れた水は、もう二度と戻ってくることはない。




少しずつでいい。

数回に分けてもいい。


ちょっとずつ、感情に心を開く
(感情をちゃんと感じる。)

それが一番、楽になる近道だと思うんだ。








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