久々に昼間に一人で映画。

見たのは【ポトフ】

場所は銀座シネスイッチ。


まず良い映画だった。

ただ映画館じゃなくても良いかも。


そしてフランス料理関係者は見るべき。

モダンなフレンチじゃなく

クラシックなフレンチ好きには最高の映画🎞️


まぁ普通に見ても

多くの女性は好きな映画では?

ともお思うけど


終始フランス料理用語が出てくるから

名詞や作業用語の意味が少し分からないと

100%楽しめないから

誰かの解説があると良いかもね。


舞台は1885年という設定だから

映画[バベットの晩餐会]の物語(1871-)

と少し被る時代。


出てくる料理やワインは

バベットほどではないにせよ

少し隠喩がある気がするけど


何より主人公の名前と題名

そして女性が主人公

というところがまた今どき。


原作が気になって調べたら

知らない本だったので

早速注文してみたけど

概要を読む限りではなるほど。


今回見にいく動機になったのは

シェリー酒も出てきた話と

ホオジロの食べ方に関して

ワインスクールの生徒さんに

聞かれたからだけど

まぁどちらも予想通りではあったな。


同じ意味では

マデイラやラタフィアも出てきたね。


パンフレットにはレシピが書いてあるから

どこかで再現会やってくれたら行きたいな。

(にしてもこの手の情報って

お酒の言及がなくて閉口するね…)


僕が主催するにはネタ不足なんで。


追記:シネスイッチは個人的に思い出深い

30年前その並びの地下にあったフレンチ

アルペジオでコミ・ド・ラン

&デシャップだったので。

あの時代のフレンチは

まだクラシカルで良かったな。


追記2:因みにポトフの原型は

スペインのオジャで、

それがオーストリアに伝わって

オリオになったので、

その経緯と内容を知ってると、

さらに深いかも。