今日は国語塾の授業がありました。

小学2年生の生徒さんが、授業の時に私に


「すごく面白い本があるんだ!」


と紹介してくれたのが、コチラ。
 


星新一の「きまぐれロボット」(単行本)です。

ショートストーリーのため読みやすいようで、


「ここまで読んだ!」

と目を輝かせながら教えてくれました。


この生徒さん、小2の秋以降、ぐっと読書力があがり、学年上の本をよく読むようになりました。

先日は、「銭天堂を読みたい!」と言い、小2では読めない漢字も多いので、私が本の漢字にフリガナを振っておりますあせる


お子さんにもっと本を読んでもらいたい!と思われている方もいらっしゃると思うので、どうやって小2で星新一を読むようになっていったのか、シェアしたいと思います。

と書くと、さぞたいそうな事をしたような印象を受けますが(苦笑、実はそんな大したことはやっておらず、ただある事だけ注意しました。

 

それは・・・

 

 

「本人が読みたい、または読んでいる本は否定しないで、そのまま受け入れる」

です照れ

やっていたのは、ただひたすらコレだけです。

国語塾をやっている立場からすれば、当然、

「この学年だともっと上のレベルの本が読めるのにな」

とか、色々思いますが、それをあえて言わず、生徒さんの好きなように本を選んでもらいました。


当初は、ひたすらこの本のシリーズを読んでいました。

 


「おばけずかん」はシリーズ本なのですが、かなり冊数があります。そのシリーズを読み終えた後、私は別の本を読み始めるのかな、と思っていたのですが、次に選んだ本も

 

 

 

また「おばけずかん」! えっつ、もう全部読んだじゃない、とは思いましたが、小さい頃は気に入った本があると繰り返し繰り返し読むものなので、好きなように読んでもらっていました。

そうこうしているうちに、鬼滅の刃が大好きなので、「鬼滅の刃」の小説を勧めたところ、

 

(みらい文庫はほぼ全ての漢字にフリガナがついているので、低学年の生徒さんでも読めます!)

この小説を読み始め、文章が長くても読むようになりました(ありがとう!鬼滅の刃!)。

そして、それから宮沢賢治の本を読み始め、そして

「銭天堂が読みたい!」

とリクエストされ、今は星新一の本が面白い、と言っています。

「読書から始める国語塾」なので、読書好きになるように、授業の中に色々と仕掛けはしておりますが、「おばけずかん」をひたすら読んでいた時は、

 

もう少し何か働きかけが必要かな

 

とは思ったものの、学力(この場合は読書力)は指数関数的に伸びると信じていたので、まずは本人の

「読みたい」

 

という気持ちを大事にしました。


もし、皆さんのお子さんが、お家の方からみて年齢的に下だと感じる本を読んでいたとしても、温かく見守ってあげてください。

私も半年間、何も言いませんでした。

大丈夫です、本を好きで読んでいるのであれば、そのうち読む本のレベルは上がっていきますから。


ご参考になれば幸いですクローバー
 

 

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鉛筆大学1年の時中学受験塾の講師を皮切りに、いつしか指導歴28年。小学生から大学受験までの個別指導の塾をやっています。わからないところをただ教えるのではなく、自分で考え行動できる子に育つようにそしてその子の得意な事が更に伸ばせるようにサポートしています。

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 この長い指導歴を通じて、「国語が出来なければ他の教科も伸びない!」との想いから、体系化読書プログラムを開発。年間100冊読んでいこう!

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