昨日は台風休みがあったけど、今日二回目の新しい小学校に通った三男と四男くん。


帰ってきたら、表情が暗いの~。


やなんだって、学校が。

話を聞くと、あれもこれもどれも全~部嫌な様子。


こういうとき、難しいですね。


嫌なことは吐き出せばいいと思うんだけど

嫌なことばかりにフォーカスしてたら、どんどん嫌になる。



わたしの中のサヌキとアワの使いどころなんです。



まずはアワですべてを受け入れてあげるんです。


なにもかも勝手の違う場所に行って、疲れてるし、ネガティブになるのはしょうがないと思うから。


最初に目につくことって、馴染みすぎた前の学校との違いばかりで

まだ楽しいことはあまり見つけられなくって


だからね、吐き出すことはいいことだと思うんです。



だけどね、その子どもの嫌な気持ちに「共感しすぎない」がコツなんです。


アワがちなわたしたちは、共感しすぎて、子どもを守ろうとしすぎてしまう。

共感することは、放っておいてもママはできるから

ここで意識するのは、サヌキを使うってことなんです。




サヌキの「信頼して放置」です。


この子はきっと乗り越えられる。

今だけこうだけど、そのうち楽しみも見つけられるし、今の楽しくない状況を打破していける。



そんな風に見てあげる気持ちなんです。




わたしの中には、1ヶ月とか、まあ、もうちょっと、数ヶ月とか。

通い続けてみても、やっぱり苦しそうだったら

学校に行かなくてもいい選択があるので

ありがたいんです。


それは次男のおかげだし、選択肢が多いってことは、とても楽です。


だけど、2日くらい行って苦しがってる子に

まだこの最終兵器は出したくない。



次男のように、自分でチャレンジしてほしい。


自分の居場所が居心地が悪いのなら


そこを自分で居心地がいいように、チャレンジしていく強さを持って欲しい。


そう思うから。



もちろん、まだ力のない子ども。


だから、手助けする部分はするけど

自分で頑張る部分は頑張ってほしい。



ここのさじ加減が

実はいつもいつもとっても慎重になるところなんです。




三男は、宿題のことで叱られるのが一番しんどいようでした。


前の学校では宿題をしませんというスタイルでうちの家庭は理解されていたから。


でも、宿題をしていかなかったことで、「今やれ」とか「休み時間にやれ」と言われるのが、すごくつらいようでした。


ちょうど、たまたま四男の担任の先生が忘れ物を持って、うちに夕方来たから話しました。


うちはこういう考えでいること。

だからうちの子は宿題していかないと思います、と。


先生は「福州のために…」「学習が身につくから…」とおっしゃってましたが

わたしが凛とした態度でそう告げたので、それなりの理解は示してくれました。


申し訳ないと思うし、ごめんなさいと言いました。


本当に先生の立場を考えると、申し訳なさすぎますが

うちで通したいスタイルなんです。



その様子を隣の部屋で聞いてた三男に

「宿題のこと、あんたの先生にもお母から言うてほしいか?」って聞いたら

「そら、言うてほしいけどな~」って言うから

「じゃ、今から電話してあげるな」って言って、電話しました。


内心は嫌です。


いまだにわたしの中では「宿題をやっておいてくれたほうが、助かる~」はありますから。


だけど、宿題ごときで、学校に行きたくなくなったり

宿題ごときで、家庭の夕方の時間が楽しくなくなったり

宿題ごときで、悩み憂う時間があることが


先生に電話することより、もーーーーーーーっと嫌だから


だから、言うんです。



その電話をしてから、ものすっごい三男の顔が晴れやかになって

思っていたより、大きな問題だったんだなってわかりました。


それくらい、心配なくらい、顔色が冴えなかったから。



宿題のことで、先生と話しながら、学校の様子を聞きました。


自分から積極的に遊びの仲間に入っていってたり、頑張ってるそうです(;_;)


それに「自分は宿題をしないんだ」ということも、本人から聞いてましたって言われて

ああ、自分でそれも伝えようとしていたんだな、と。

でも、やっぱり先生と生徒という立場の、力関係で、負けそうになってたんだなって。



誰だって、最初から出会ったばかりの人間関係で、いざこざすることはしんどいよ。


先生と分かり合いたい、愛し合いたいスタートのときに

宿題がしたくないことで、分かり合えないし、愛し合えないことって、つらすぎると思う。




たかが宿題


されど宿題


子どもや、親や、先生に


こんなに大きくのしかかる、宿題。



消えてなくなればいいのにって思う。




この記事読んでも、いろんなこと思う人いると思うけど。


いろんな意見があると思うけど。



わたしはそんなのどうでもいい。



わたしは彼らのサポーターでいたい。


彼らにとって、イケてるママでいられるなら


世界中の人からイケてないって言われたっていいんだ。