皆様にご報告があります。 | プロボクサー兼パーソナルトレーナー荒谷龍人のブログ『情熱漢道』

プロボクサー兼パーソナルトレーナー荒谷龍人のブログ『情熱漢道』

プロボクサー兼パーソナルトレーナー荒谷です
過去に大きな交通事故にあい、一生歩くこともままならないと宣告されました。しかしその中で大切な事に気付けたのです。支えてくれ応援してくれる方々の存在です。不可能を可能にし、その生き様で、恩返し、世の中に影響力のある漢になる所存です

 

 

 

 

先日の試合は熱き応援ありがとうございました。

 

ご報告があります。

 

試合後に家族、ジムと話し合い、今回の試合をもってプロボクサー漢荒谷龍人は引退する事を決めました。

 

前戦から関島トレーナーと組み、関島さん流のボクシングは、新たに教わることばかりで、

 

進化や成長も感じ、まだまだコンビを組んでボクシングをしたかったですが、

 

 

今回の試合後に記憶が全くなく、何度も繰り返して同じ事を言っていたと聞き、

 

最近の倒れ方、徐々に倒れ方がやばくなってきた事、

ダメージが蓄積し、打たれ脆くなってきた事が、今回の決断に至った大きな要因です。

 

 

ボクシングを本格的に始めてから16年、プロボクサーとして12年、25戦、闘ってきました。

 

 

ここまで育ててくれた会長、何者でもなかった漢荒谷が日本ランカーになり、タイトルマッチの所まで育ててもらいました。

 

まだアマチュアの頃、会長に「自分の息子のよう」という言葉を言ってもらった時に、

 

この人について行こう!っとプロボクサーとしての命を預ける決意しました!

 

 

引退勧告の中で、もう一度プロボクサーとして復活させ、再生してくれた関島トレーナー、

 

不器用で上手く出来ない漢荒谷を解るまで本当に丁寧に教えてくれ、

 

成長が楽しくて、ジムに行くのが楽しくて仕方なかったです。息子の前で勝利をさせてくれ、本当に感謝しています。

 

 

KG大和ジムの前に最初に教わった、井上真吾さん、笠トレーナー、洋一さん、荒木さん、室伏さん、有川さん

 

今でも連絡をくれ、試合に来てくださるご縁に感謝です。

 

ここの時代の話はまた深いので別の時に書けたらと思います!

 

 

本当に沢山の人に支えてもらい、応援してもらい、12年もプロのリングで闘い続けることが出来たことに自分でも驚いています。

 

 

ボクシングを始めて、何者でもなかった僕が、

 

プロとなり、『プロボクサー漢荒谷龍人』として応援してくださる方に囲まれてリングに立ち続けられた事に感謝ばかりです。

 

 

会場に来て応援してくださる方、都合が合わずとも、熱いメッセージをくれ応援してくれる方、

 

 

同志スポンサー様として、プロボクサーの闘うためのサポートや応援してくださる同志の皆様、

 

 

プロボクサー漢荒谷龍人をサポートしてくれた後援会本部のメンバー

 

 

そして家族の支え、

 

 

そんな人達のお陰で、「プロボクサー漢荒谷龍人」となれ、リングで闘えました。

 

 

プロボクサーは365日、毎日がプロボクサー。

 

それを12年間、そりゃ楽しい事や嬉しい事ばかりじゃなく、苦しい事や辛いことも沢山あったけど、

 

 

そうやって支えてくれ、応援してくれる人達の熱い思いや託してくれた想いのお陰で、

 

心は折れず、自分自身に負けずにここまで歩いて来れました。

 

 

託してくださった想い、夢を背負う事で、もう一歩の勇気と頑張りになりました。

 

 

本当にありがとうございます。

 

 

 

振り返れば、順風満帆じゃないボクサー人生だったけど、その全てを乗り越えて今があると自信をもって言えます。

 

 

 

元々体が強くなかった漢荒谷は、何度も何度も怪我をし、

 

 

顎の骨折や、眼窩低骨折2回、帯状疱疹、食中毒、唇貫通して25針縫うなどなど、

 

書いたらキリがないくらいの怪我ばかりして、

 

手術や入院も何度もしました。

 

 

その中には試合前の怪我も多く、

 

試合まで一度もスパーリングをしなかったり、ジムに行けない時や、試合直前で歩くのも厳しい怪我もありました。

 

 

意外にもそういう大きな怪我など試合前にあったとしても、

 

心を折れず、諦めずに、やれる事に全力でやって準備すると、

怪我した時の方が圧倒的に勝率が高くほぼ負けてなかったです。

 

 

そりゃ怪我した時は流石に心が揺れますが、

 

そういう時の方が腹が括れて、覚悟が決まり、本番調子が良かったりします。

 

そこで諦めない事、自分には出来る!っと信じる事、そして不可能はない!っと改めて感じました。

 

 

その当時の画像はInstagramに載せてます↓

 

 

 

 

 

プロボクサー漢荒谷龍人が、ボクシングで伝えたかった事。

 

それは「この世に不可能はない」ということ。

 

 

例え絶望する様な困難や逆境、無理を突きつけられたとしても、

 

『自分には出来る!』と信じ、諦めずに努力すれば、不可能なんてないという事を生き様で魅せること。

 

 

僕はチャンピオンにはなれなかったけど、

 

ここまで歩いてきた道、困難や逆境に屈しず、『自分には出来る!』と信じ乗り越えてきた事は、

 

プロボクサー漢荒谷龍人として魅せたかった生き様でした。

 

 

漢荒谷にとっての漢とは、

 

最強で天才を指す者ではない。

 

人間味のあって、不器用で、弱いところもある。

 

しかしどんな時も決して諦めず、皆の先頭に立ち、

 

恐怖や逆境、困難に立ち向かっていく。

 

そして周りはその姿、生き様で勇気と希望、熱い気持ちが伝染し、人の心を動かす。

その志、熱さは人に伝わり、同じ志をもった同志を引き寄せる。


10人、100人、1000人の同志を得る。

 

そして強大な敵をも倒し、奇跡を起こす。

 

そうやって挑む姿、皆を引っ張り希望を魅せ、

 

どんな強敵にも苦しい顔を見せず、あたかも楽しんでいるかの様に笑い、ワクワクし、立ち向かい挑む者を漢と呼ぶ。

 

 

それが漢荒谷の志す、『漢』です。

 

 

これを見てくれ、そして少しでも共感してくれた人たちへ。

 

 

漢荒谷のプロボクサーとしての物語はここで終わる。

 

 

 

「この世に不可能はない」

 

その志、想いを引き継いでくれる同志達に想いは託した。

 

漢荒谷が歩いてきた道の、その先の景色を魅せてくれる事を願い、プロボクサーとしての幕を下ろす。

 

 

 

同志たちがその志を心のどこかに置いて、歩いてくれていれば志は引き継がれ、生き続ける。

 

 

世間や周りの声に負けるな。

 

 

人と異なる事を恐れるな。

 

 

人の無理や不可能に屈するな。

 

 

己の道は己の手で作り出せ。

 

 

狂うぐらいの情熱を持って突き進み、そして人と異なり否定された道でも、

 

その先頭に立って新たな道を作り、その背中を魅せて新たな正解を作り出せ。

 

踏み出した勇気ある一歩が、新たな時代の始まりとなる。

 

 

漢荒谷龍人の第一章は、交通事故になる前、

 

交通事故に合い、病室のベッドの上から漢荒谷龍人の第二章が始まった。

 

 

そこから15年、そしてプロボクサーとして第二章が終わりを迎えた。

 

 

志を託し、漢荒谷龍人の第三章を迎える。

 

漢荒谷龍人は、一生挑戦者であり、

 

生き様を通してこの世に不可能はない!っと魅せることがこの世に生を受けた使命だと思っている。

 

 

人は笑うかもしれない。

 

 

でもそれを本気でやれると信じ、行動し、挑戦し続けた者だけが、それを成し遂げていく。

 

 

 

大切なのは今の自分がどんな人間かじゃない。未来の自分がどんな人間になりたいかだ。

 

 

不幸と捉えればそうだし、それがチャンスととっても正解。じゃぁ自分はどっちと捉える?

 

 

自分の出来る出来ないを決めるのは他人ではない。

自分自身だ!

 

だから俺はこれからも『出来る!』を選んで歩いていく。

 

 

本当に12年間、プロボクサー漢荒谷龍人をありがとうございました!

 

 

悔いが無いと言ったら嘘になりますが、思い残す事はないです。

 

 

人生死ぬまで旅だと思っています。

 

 

ここからの漢荒谷龍人の挑戦という名の熱きドラマを楽しみにしててください。

 

 

そして熱き後援会本部が、プロボクサー漢荒谷龍人の、プロボクサーとしての最後の舞台を作ってくれました。

 

 

まだ詳細は未定ですが、7月上旬の(日)に引退式を開催してくれるそうです。

 

 

コロナの関係上、パーティーの様なアルコールありでの会は厳しいと思うので、昼の時間帯にお店か、ホールを借りて開催との事です。

 

 

内容は、最後に相応しい熱い企画を考えていくれてます。

 

 

軽いスパーリングや、漢荒谷の12年間のプロボクサーとしての想いを語ったり、グッズの抽選会、漢荒谷クイズやゲームなど、

 

 

現地に来てくれる方向けと、オンラインでの生ライブでの同時開催も検討している様です。

 

 

プロボクサー漢荒谷龍人の最後の姿を是非見に来てください。

 

 

長々とプロボクサー漢荒谷龍人の想いを読んでくださりありがとうございます。

 

まだまだ語り尽くせないですが、この引退報告とは別に色々と振り返りのブログも書けたらと思います!

 

 

でわでわ

 

 

 

 

 

自分の行為によっていったん起きた事柄は、

いつもなんらかの仕方で次に起きる事柄としっかりと結びついているのだ。

遠い過去の昔の人々の行為でさえ、現在の事柄と強く弱く関連している。 

すべての行為や運動は不死性なのだ。

そして、どんな人間のどんな小さな行為も不死だと言えるのだ。

つまり、実はわたしたちは、永遠に生き続けているのだ。

 

ニーチェ

 

 

 

身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂

 

吉田松陰

 

 

 

 

「人生は四季を巡る」

 

もうすぐこの世を去るというのに、

こんなにおだやかな気持ちでいられるのは、

春夏秋冬、四季の移り変わりのことを考えていたからです。

 

春に種をまいて、夏に苗を植え、

秋に刈り取り、冬がくれば貯蔵する。

春と夏にがんばった分、

秋がくると農民は酒をつくって、

なんなら甘酒なんかもつくって、

収穫を祝い、どの村でも歓喜の声があふれます。

 

収穫期がやってきて、

きつい仕事がようやく終わった。

そんなときに、悲しむ人なんていないでしょう。

 

私は三〇歳で人生を終えようとしています。

いまだ、なにひとつできたことはありません。

このまま死ぬのは惜しいです。

がんばって働いたけれど、

なにも花を咲かせず、実をつけなかった。

 

ですが、

私自身のことを考えれば、

やっぱり実りを迎える時期がきたと思うんです。

 

農業は一年で一回りしますが、

人の寿命というものは決まっていません。

その人にふさわしい春夏秋冬みたいなものが、

あるような気がするんです。

百歳で死ぬ人は百歳なりの四季が、

三〇歳で死ぬ人は三〇歳なりの四季があるということ。

つまり、

三○歳を短すぎるというなら、

夏の蝉と比べて、ご神木は寿命が長すぎる

というのと似たようなものじゃないかと思います。

 

私は三〇歳で、四季を終えました。

私の実りが熟れた実なのか、

モミガラなのかはわかりません。

 

ですがもしあなたたちの中に、

私のささやかな志を受け継いでやろう

という気概のある方がいたら、

これほどうれしいことはありません。

いつか皆で収穫を祝いましょう。

 

その光景を夢に見ながら、私はもういくことにします。

 

「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」編訳 池田貴将

 

 

 

 

プロボクサー漢荒谷龍人
ボディメイク&ダイエットトレーナー

過去に大きな交通事故にあい、一生歩くこともままならないと宣告されました。しかしその中で大切な事に気付けたのです。支えてくれ応援してくれる方々の存在です。不可能を可能にし、その生き様で、恩返し、世の中に影響力のある漢になる所存です。

熱き情熱と志を胸に男の中の漢としてこの日本に1000年先の後世まで残る大業を成す。