Bonjourフランス 福山知沙です。


【On a profité de la Galette des rois pour la première fois】

フランスの新年の風物詩、ガレット・デ・ロワ。

切り分けてみんなで食べる時、

「フェーヴ」という小さい人形が入っているピースを食べた人がその日王様になれる、そして一年幸せになれるというアレを

フランス語学習者のわりに遅ればせながら初めてやってみた。


フランス語のレッスンのとき、先生に私がまだやったことがない、というとぜひ!と言われ、

買ってきました。

(フランスの冷凍食品店Picardで買うとコスパよし、と先生からおすすめされ麻布十番店で購入。)


何度のオーブンで何分焼く、などの超基本的情報は箱に書いてあった。

なお、フェーヴはパイを焼いてから後入れするとのこと。


写真の通り若干焦げた感はあるが

まあ焼けたので、朝ご飯を兼ねて家族で食べようと。


しかしそこからのやり方がわからない。

パイを食べるだけの行事だし

特に調べようとすら思っていなかった。


ところが、やってみて初めて戸惑う点が多々勃発。


切った人はどのピースにフェーヴが入っているか知っている。

ならばそれをどうやってサプライズ風に「わーー!!ボクのに入ってた!ボクが王様だよ!」ってするの?


とりあえず、

フェーヴ入りのパイを息子の前に置きつつ、

歌を歌いながら(ちなみに「天国と地獄」)お皿をとなりの人に手渡ししてぐるぐる回し、

歌が終わったところで持っていたお皿を自分のパイとして食べることを提案。

非常に日本的なパーティのプレゼント交換で見られる風景である。


結果的として、

フェーヴ入りのお皿はわたしのところに。


しかも残念ながら、フェーヴは後入れしたせいか

息子の席の角度から見えてしまっており、

わたしが見つける前にバレた。


うーん、いまひとつドキドキ感が味わえなかった。


王様になった人は、みんなに命令ができる、ということも基本情報として知っていた。

しかしこれがまた私を戸惑わせた。


当然ながらむかしの合コンよろしく「王様だーれだ?」的なやや破廉恥な命令をするでもまさかないし、

家族の団欒としてふさわしく「猿の真似をして!」「犬の真似をして!」くらいしか思いつかぬ。

(家族は非常にいい塩梅の真似をしてくれて爆笑ではあったが)


正しいガレット・デ・ロワのやり方って一体…。


一夜明けて調べると、

まずお皿の配り方からして作法がある。

その中で一番年少者がテーブルの下に隠れ、

その間に年長者がパイを切る。

そして年少者はテーブルの下から「いまのお皿を〇〇に!」「そのお皿は〇〇に!」と分配していくらしい。


そして、命令の内容は残念ながら調べてもわからなかったので、

よくある命令を今度フランス語の先生に聞いてみようと思う。

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フレンチソングのライブあり〼。

@神楽坂 THE GLEE

「My chèries amours 」

日時:2024年2月23日(金・祝)

12時オープン/13時スタート

ご予約3,800円(学生2,000円)

※別途1ドリンクオーダーをお願いします。

出演者: 福山知沙(vo.) / 永田ジョージ(pf.)

 詳細・ご予約


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