文鮮明教祖は清平の風景をいたく気に入り、1969年から清平一帯を購入しはじめ、アダムがエデンの園で行ったように山や湖に新たに名前をつけ清平を「復帰されたエデンの園」としました。
＜1972年7月10日に命名した山と湖＞
天心湖、天聖山、天成山、天城山、天善山、天勝台、天引台、仙人峰等・・・
しかし清平の絶景は1943年併合時代の日本人によって人工的にもたらされたものだということを知っているでしょうか。
文教祖が「天心湖」となずけた清平の湖は、日本人が1943年に漢江上流をダムとしてせき止めて出来た人口湖です。ソウルの水源はこの清平湖（天心湖）ですが、ソウル市民が水不足にならないのは日本のおかげだとも言えます。
もし日本が韓国を統治していなければこの「復帰されたエデンの園」も無いわけです。
しかしこの「復帰されたエデンの園」・・・つまり言い換えると「堕落前の本然のエデンの園」で日本人の自殺や死亡事故が後を絶ちません。
統一教会の説明どおり清平が善霊で満たされているというならばこんな悲劇は起きないでしょう。（現在、世界でごくわずかの人数しか先祖解放していないにも関わらず、既に霊界4600億人もの霊が善霊に代わり文教祖に従っているという。先祖解放をしているのは、ほとんどが日本人で世界の全ての人種の先祖をカバー。あり得ない。）
2011年5月 天心湖で日本人信者が水死
2011年10月 清心塔で日本人信者が首つり自殺
2013年8月 清心ビレッジで日本人信者が焼身自殺を図る
日本人信者のみに高額の献金を強いた結果ともいえるでしょう。
初期の土地購入は韓国人信者の献金によってでしたが、敷地内の施設はほとんど日本人の献金で出来たものです。日本人信者が家も財産も売り払って、食べるものも節約して献金した血の代価ともいえます。
つい最近起きた日本人信者の焼身事件は、シルバータウン（清平ビレッジ）でおきましたが、文教祖はこの建物を金儲けしようと建てた動機は、金銭問題（献金問題）のトラブルでの事件を呼び寄せたとはいえないでしょうか。
文教祖は高度経済成長での土地高騰を予測して、献金によって韓国の土地を買いあさります。それによって利益を得られるとふんだのです。信者から献金を指示する動機は「金儲け」であったわけです。
シルバータウン（清平ビレッジ）のみ言葉
『では、ここは有名な清平の修練所ですが、皆さんの中で、初めて来た人はいますか？ ここに来て暮らしたいと思う人が本当に大勢います。ここに天正宮博物館もできたのですが、この町に来て暮らしたいですか、暮らしたくないですか？（「暮らしたいです。」）
暮らしたくない人は手を挙げてください。（笑い）暮らしたい人は、手を挙げてください。早く土地を買うようにということです。早く土地を買うのです。家をすべて売り、財産をすべてはたいて百分の一にしかならなくても、百倍以上になる日が来るのです。・・・ここは何ですか？ シルバータウンという所があるのですが、その名前をだれが付けたのですか？ シルバータウンとは何ですか？ （笑い）・・・シルバータウン、その名前が良くないのです。入居するためにきれいに建てたのですが、三分の一が売れましたか、三分の二が売れましたか？ 訓母！ （「半分、売れました。」）わたしが半分、買ってあげたではないですか？（笑い）売ろうと考えずに、そのままにしておくようにということです。十年間、銀行に利子まで含めて借りたものを返し続けても、十年後にはそれ以上の価値になっているのです。その時は、そのような場所を手に入れることはできません。』
（第十六回「七・一節」記念礼拝のみ言葉 2006年7月1日 韓国・天宙清平修錬苑）
多くの利益を期待しましたが上記のように分譲しても売れなかったようです。
この文教祖のこの「金儲け主義」が原因で教会指導層と末端信者の金銭トラブルの悲劇を生み出したのではないでしょうか。
清平は人間に憑いている悪霊を善霊にかえるところだと統一教会は説いています。悪い霊を取り除き悪運から脱出できるようなイメージをもたせ、清平詣でを信者にさせていますが、清平は霊能者の金孝南訓母様に乗っ取られました。
文教祖が金孝南訓母夫妻に清平を統一財団帰属するようにと強く指示しましたが、あっさり裏切られました。金のためには信者だと言いながら「メシアである教祖」も裏切るのです。
統一教会の説く絶対信仰・絶対服従も無視です。（末端には強いるくせに・・・）
統一教会の幹部の中でもこの裏切りは、何百万、何千万円単位のものではないのです。何億、何十億円がいったりきたりする利権の奪い合いの中で起こったので、破産して一文無しだった金孝南夫婦が手放すはずがありません。
こういったドロドロの利権争いを知ってか知らずか、日本人信者はせっせと清平に献金を貢ぐわけです。人の救いなど微塵も考えていない輩に人生を預けているわけです。
日本人が食い物にされているさまは哀れとしかいいようがありません。