雑記 | (奈桜のブログ)

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なんだかね…つれづれに


こちらのブログは久しぶりです。

本心を言えば、アメーバさんで
お世話になった一部の方々には
新しい場所をご案内したいのですが
その術が分かりません。

さて、プライベートでは
職場環境が変わり、内勤が主になった為
以前のように、外出ついでに
例えば展覧会立ち寄り…とか
出来なくなりまして(苦笑)

けれど今日は、各方面への挨拶周りで
少しだけ時間を作る事ができたので
(レディースデイの確信犯ですw)
映画「合葬」観て来ました!

この映画。
「彰義隊」や「上野戦争」そのものを
描いたらものではないようで
あの時代、その場所で生きた若者の姿を
なんというか、普通の景色のように
眺めた…そんな感じで受け取りました。

ちょうど今、古文書を読みながら
幕末から維新の頃の、江戸の生活や
特に女性の感性などを学んでいまして。

なんというか、上手く言えないけど

「史実がどーの」とか
そういう事じゃなくて

歴史上で何が起きたかとか
西国の方々の考えとか
そんな事は専門家に任せれば良くて。

どこまでも、過ぎた時代なのだから
「想像」するしか出来ないけど
出来るだけリアルに
その時の景色とか空気とかを
感じ取りたくてですね。

そんな風に
私の学びのスタンスは移行しています。

そもそもは、慶喜さんの字を
ちゃんと読みたくて
彼の生きた時を感じたくて
想いに触れたくて…

只管に、偏に、それだけの為の
お勉強なんですけどね。


映画の中で
「君辱しめらるれば臣死す」
と、出てくるのですが


コレって、臣下は命を捨てろ…て
事ではなくて、
命を賭けてでも主君の汚名を雪ぐ
て、事なんだと…私は理解しています。

澁澤さんや勝さんは
そういう事をしてくれたんだなぁ…と。

私も少しくらいは
出来たらいいな…とも。

自分の場合は
幕府のお世話になった訳ではござんせんが

ただね、
慶喜さんの判断で
結果、江戸が無事だった事が
私の祖父母や曾祖父母が
江戸で暮らせた事に繋がって
そして、今の私がある…と。

そこの処は
私たちが語り継がなければ!!!
なんて
思ったりもするのですよ。








そして、告知。

松戸戸定歴史館にて展覧会

『 将軍とプリンス 敗者の明治維新 』

【期間】
前期…10/10~11/23
後期…11/26~翌1/11


薄っぺらく慶喜さんを語る方に
遇いたくない…という
わがままで(笑)
あんまり告知したくなかったんだけど
ま、そーいうわけにもいかんよね。




展覧会の様子や
先日、私用で行った函館紀行は
新しい場所に記します。



あ。余談ですが
映画「合葬」出演の
オダギリジョーさんの
「隊士たちが…」って、台詞。

これは、まったく
かつての大河「新撰組!」の
斎藤一、そのものだったよ!
眼を開いたまま寝て欲しかったし
「承知」って言って欲しかったわぁ
←マニアック過ぎw

それから…撮影協力が
「寛永寺」ではなく「増上寺」と
流れていたのも気になり処でしたね。

(今月はまた、葵の間へ行ってきます)