皆様、こんばんば。

整理収納アドバイザーの chi-naotsu (なおっち) です。

毎日、暑い日が続きぐったりしていませんか?
私はぐったりしたいのですが、なかなかぐったり出来ず・・・といった所です。

皆様はお盆休みの間は旅行に行かれたり、また帰省されたり、近場に遊びに行かれたり・・・
もしかしたら、中には普段お休みの時はゆっくり出来ず、

『こんな時でないと、片付け出来ない!!』

と、整理収納に励んでいる方もいらっしゃるのでしょうか・・・?

さて、整理収納の作業を進める中で、必要な作業に『採寸』があります。
何を『採寸』するのか・・・?

「収納したいスペースの広さ」です。

例えば、クローゼットの中のスペースを測るとき、四角いスペースなので、
算数の計算の時のように、四角形の面積を出す時のように

『短辺×長辺』

を測れば大丈夫なんじゃないの?って思いませんか?

確かに、小学校の時に習った計算ではそうなんですよね。
でも、それには大前提があります。

『角が90度であること』

です。(ひし形・台形は例外ですが・・・)

じゃあ、クローゼットはどうなの?

確かに、一見四角い形のスペースです。
でも『角が90度であるかどうか』という前提が成立しているか、分かりますか?

私は、『わかりません』

例えば、最近日本全国で地震が頻発していますよね。
私が住んでいる神戸では18年前に阪神淡路大震災がありました。
その時、多くの建物が被害を受け、倒壊を免れた建物も多くあります。

・・・と言う事は、建物は『歪み』が発生しているかもしれない・・・です。
もちろん、それだけが原因とは言いませんが・・・。
私達が普段気にせず見ているお部屋の『壁』は必ず『真っ直ぐ』なのか・・・?

要は『わからない』のです。

だからこそ、モノを収納するスペースを『採寸』する時は、すべての辺を測る必要があります。
もしかしたら、私達が正面から見ている『四角い、奥行き』のある空間は横から見たら、
『台形』になっている可能性も否定出来ないから・・・です。

自分が使いやすいスペースにしよう!と色々と考えて、引出収納や100円均一なので
色々なグッズを買ってきても、大前提が崩れてしまったら・・・

引出収納の引出が、扉に当たって引き出せない~(汗)とか
考えていたスペースにモノが入りきらないよ~(泣)とか

そんな事が起こる可能性があるのです。

私達が普段「真っ直ぐ」と思っている事が本当に「真っ直ぐ」なのか・・・
もしかしたら、私達が一生の間に遭遇する『人生の壁』もそうなのかもしれませんね。