皆様、こんばんば。

整理収納アドバイザーの chi-naotsu (なおっち) です。

この週末はようやく全国的に雨模様となり、地域によってはまた甚大な被害が発生しているようですね。
皆様がお住まいの所は大丈夫でしょうか?

先週末、久しぶりに仲良しグループが集まり、近況報告会を行っていました。
で、この場でも私の近況の話から、約3時間程の会の話題の中心は「片付けについて」になっていました。

今回集まったメンバーに一人、お子様がいらっしゃる方からこんな話がありました。

「子供もおもちゃが増えて困る。。。」

皆様のお宅はどうですか?

残念ながら、ワタクシ、未だオヒトリ様な為、この辺の事情にあまり明るくないのですが。。。

友人の話によると最近は、親が子供に買い与える・・・というよりも、親以外の周りの大人たちから買ってもらったりする事が多いようですね。
友人もスペースの問題から、「これ以上増えると・・・」と思っていても気が付いたら、決められたスペースから溢れてしまう・・・と嘆いておりました。

これは・・・!
子供達に、「モノ」の管理の仕方を教えるチャンスだよ~
と、アドバイスさせて頂きました。

以前、「片付けが出来ないのは遺伝だから・・・」というお話をさせて頂きましたが、友人の状況はまさにその状態に陥る直前です。

子供は6歳くらいまでの間に、どれだけ沢山の情報に接するかで思考の傾向が変わってくるという話があります。
もし、この話が事実であるならば、小学校就業前までに「お片付け」を習慣づけさせることが出来れば、お母さん・・・将来「大助かり!!!」になりますよ。

では、まず何を習慣づけさせるか?

子供にいきなり「洋服」の整理の仕方を教えるというのムズカシイかもしれません。
それなら、大好きな「おもちゃ」を使ってみてはいかがでしょうか?

最初はまず、「必用なモノ」と「不必要なモノ」を分ける事。
分かりやすくすると「今一緒に遊びたいお気に入りの物から」決められたスペースにおもちゃを入れていく。。。

そうする事で、自然と「おもちゃ」の「数」が決まってきます。
子供の興味から外れた「おもちゃ達」はスペースから漏れていきますが、それらをいきなり「処分」してしまうと、子供に抵抗されてしまう可能性があります。
そうすると、子供は「捨てられてしまう」と思ってしまい、すべてのおもちゃを手放そうとしなくなるかもしれません。

そこで、スペースから漏れた「おもちゃ達」は処分前の「保管スペース」を作ってやって、そこで期限を決め(3か月とか半年くらい・・・とか)その間、一度も使わなければ、最終処分をおこなうのです。

この最終処分の時にもひと工夫するといいのですが、「ゴミ」として処分するのではなく、フリーマーケットやお友達で必用としてくれる方がいらっしゃればそういう方に「使って頂く」
という方法です。

ママ友さん達の中では、既にそういうやりとりがある・・・と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうする事で自然と「モノを大事にする」という習慣が子供達にもついていくのではないでしょうか?

それがまた、新たな「習慣」として皆さんのご家庭に普及していくと、自分の身の回りのモノへの接し方も自然と身に付くかもしれませんね。

いきなり「全部」に取り組むのは難しいかもしれませんが、「少しずつ」取り組んでみませんか?