痴的な時間

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戦国IXA1-16鯖でひっそり暮らすエロ農民のブログ

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本記事は戦国IXA ワールド1-8時代の8期(2014年)の回顧録になります。
極めて限られた読者層にしか分からない内容で
大変恐縮ではありますが…何卒ご容赦願います。
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回顧録:艶一門盟主防衛戦(旧W1-8:8期)【後編】




皆様、エロイムエッサイム!
IXA引退してスッキリしてます暴君エロです(*´ω`*)







まず。



今回のタイトルを見て、多くの人は「旧W1-8って・・・書き間違い?」って目を疑ったか

あるいはこう思ったことでしょう・・・







ハンゲ・Mixiサーバも統合されて心機一転16期が始まったこのタイミングで
いまさら8期(約4年前)とか










・・・ええ、たいへんごもっともなご感想かと思います・・・m(_ _)m



思い返せば2014年。8期(Yahoo! W1-8)のこと。
当時、私の所属していた少数精鋭同盟手裏剣艶一門手裏剣に対し、対戦国が複数同盟で艶討伐の連合軍を編成して一大盟主戦が行われました。
この盟主戦が非常にドラマチック(爆笑)だったこともあり、「ブログ更新楽しみにしとるで!」と複数の方から激励のお言葉をいただいたものの、、、、結局「前編」を執筆したっきりで驚く程の歳月をかけて放置し、半ば御蔵入りみたいなうやむやな感じにしてしまった暴君エロさん(´・ω・)つ)3゚)∵



ついにIXAは引退してしまいましたが、さすがに完結させていないことがどうにも気持ち悪く・・・
ずっと魚の小骨が喉に引っかかったような居心地の悪さを抱えてここまで来てしまい。



ここらでちょいとやる気出して約束を片付けてしまおうということで気合を振り絞り、続きを執筆させていただいた次第です。
(もともと8~9割くらいは下書き状態で完成してたんですけどね…)



いまさら当時のネタを振り返って再編集しても、当時のあの熱気はもはや完全には再現できないですし、
ここ数年は盟主戦の様相も大きく変わって当時とは感覚が異なりますので、
出来上がった記事を自分で読み返してみても「超いまさら感満載・・・」と我ながら思いますが^^




旧W1-8でこのお祭り騒ぎに参加された方、当時のことを懐かしく思い出していただければ幸いです。
お祭りに参加されなかった方や、旧W9-16および17-32、あるいはハンゲ・Mixi出身の方、興味のない話題でスミマセンm(_ _)m



さて、本編(後編)に入る前に…おさらいということで前編はこちら
 ⇒回顧録:艶一門盟主防衛戦(旧W1-8:8期)【前編】

    なんと、前編ですら3年前の記事という・・・w
    すっかり忘れてると思いますので、まずは前編を再度どうぞ~^^






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【A)8期 艶一門盟主防衛戦:後編】


①開戦前(前編のおさらい)
 

前編を執筆してから3年も経ってしまいましたので、ちょっとはじめに前回のあらすじをおさらいしておきたいと思います^^
前回の「前編」は、陣張り日までの状況を描いたところで終わっていました(´・ω・`)


手裏剣8期(W1-8)終盤にマッチングした石田vs島津。


(私が所属していた同盟「艶一門」は島津です)



この時の対戦国・石田さんの主力同盟は楽市楽座さんや赤備えさん達。


 【参考】8期の石田国の同盟順位(歴史書より抜粋)




彼らはかつて6期に10同盟(650人?)で連合を組んで艶一門(27人?)攻めを行い、見事寿司城陥落を達成した方々。
   *人数は6期の歴史書上の記録を基にした値なので、実際の合戦時点では異なっていた可能性があります

参考文献: 
  天音さんのブログ(6期艶攻め①)
  天音さんのブログ(6期艶攻め②)
  暴君エロのブログ(6期艶攻め)


手裏剣石田さんは手馴れた複数同盟連携の経験蓄積を活かし、この時(8期)も複数同盟で事前に艶一門攻略計画を策定
   *当時は複数同盟で国を挙げて連携して盟主戦を実行するということは相当珍しいことでした。




<盟主本領まわり>


   *開戦前の画像。艶盟主(寿司城)がこんなに赤くなったのは8期はこの時のみ。
     (もう、この地図画面のデザインそのものが古くて懐かしいですねw)




<同盟員本領まわり>

手裏剣前回(6期)の盟主戦同様、敵の同盟連合は艶同盟員1人1人に対して攻略担当同盟を割り振り、艶メンバー29人全員を完全にマークする作戦を採用。



手裏剣艶29人全員の本領に対し、敵さんの各担当同盟(7同盟:合計510人?)がいつでも10合流を打ち込める完璧な陣配置
   *人数は8期の歴史書上の記録を基にした値なので、実際の合戦時点では異なっていた可能性があります
   *表の左列が当時の艶同盟員。右列は各々マーク担当の同盟様。

   *基本形として、最低でも1vs10の状況を継続的に維持し続けるのが狙いのようでした。


手裏剣開戦前にここまで完璧な布陣を許し、後手にまわりっぱなしの艶一門
(外チャは千年勇者イベントの話題ばかり・・・^^)


さあ、どうなるのか!?  ってところで前編終了でした(´・ω・`)






それでは、超絶ブランク空いて最早メイン読者層はみんな引退したんじゃないかって感じですが…(爆笑
回顧録:艶一門盟主防衛戦(旧W1-8:8期)【後編】、はじまりはじまり~





②後編:合戦初日その1(エロ本領まわり攻防)
 



a) 開戦直前


さて、陣張り日から一夜明けて合戦初日。
私は朝食を済ませて昼食も調達の上、ネカフェに移動して準備万端です(*´∀`*)


開戦前に艶の外チャにINして初動の連携を確認。

手裏剣他同盟連携は特になし
   *石田国全体で艶一門を狙いにきてくださったようなので、艶単独で受けるのが礼儀だろう、という考えでした^^
   *ただし、自国(島津)の外部チャットで告知してあったので、可能な範囲で支援くださった同盟様もいらっしゃった模様。
手裏剣一斉射撃などの組織連携も特になし
   *艶一門という同盟は、この手の作戦行動は向きませんでしたねw
手裏剣盟主城は他同盟の加勢をあえて「受け入れない」設定に
   *当時は盟主城の加勢数上限がなかった時代です。
   *途中で諸事情あって方針変更があるのですが詳しくは後述します。
手裏剣序盤は前回(6期)と同様、各自で陣掃除タイム



内容は比較的シンプルで、ただただ「各自、目の前の包囲を突破せよ」って感じでした。



しかし、開戦ほどなくして事の困難さがすぐに明らかになるのでした…




b) 開幕: 陣掃除


開戦と同時にまずは自分の本領周りを速度部隊で掃除。




既にキャラ(*)がバレてたからか(笑)、私の速度部隊に備え、予め防御部隊が配置されている陣がいくつかありました。
   *当時の私は速度部隊を複数操り単身切り込んでいくスタイルでした^^
それでも、まあまあいいペースで掃除できていたのが午前中。

どうやら私の攻略担当同盟である梁山泊さんは、ログ見る限り、ほかの艶メンバーの攻略に集中しているようでした。

さっさと我が身の安全を確保して仲間の救援に向かいたいところでしたが、さすがは土曜。
敵さんのアクティブがとにかく多く、数的劣勢をひしひしと感じます・・・


どうしても落としておきたいキーな敵陣は既に防御部隊が配置されており、合戦ログ(上記画像)だけみると数だけは掃除したように見えますが、相変わらず梁山泊さん側はいつでも私の本領に10合流撃てる体勢が確保されたまま。





c) 昼~夕方: 一斉射撃


お昼時刻をまわり、艶の他の仲間の本領が徐々に沈められていきます。

やはり敵さんは戦い方が徹底してます。
数の優位を最大限に活用し、10合流で艶メンバーの本領をきっちり各個撃破。


ある程度、攻略目標の艶メンバーを撃破完了したのでしょうか。
お昼すぎから、私の本領まわりの白陣に、着弾時刻をあわせた一斉射撃が飛んできます。










一斉射撃。昔ながらの戦法です。
IXA黎明期(主に2期頃)、とある同盟で盟主をやってた頃は、私も自分の同盟でよく活用していました。



艶の人達は全然使わない戦法でしたが、やはりこれはやられると非常に堪えます^^

ログを見ると、結局3時間半もの間、一斉射撃に曝されていたことになりますね。
どうりで疲れたわけだわ・・・w

敵さんの統制力とその粘り強さ、実に見事です・・・!





d) 陥落



3時間半、本領へのダミーにあわせて陣を一斉射撃で片付けられることが何回か繰り返され、私も疲労が溜まってきて、注意力散漫に。

最初の頃は本領への敵襲時刻にあわせて仲間に加勢を要請していましたが、4時間経過して最後の方はもうチャットで叫ぶのも億劫になっていました^^




かくして16時過ぎにエロ本領陥落。




開戦から6時間。
「あ~・・・やっと楽になった」と、ちょっとした開放感すら覚えた記憶が・・・^^



陥落組は早くから外チャで雑談(笑)してましたので、「ようやく仲間に加われたぜ」っていうおかしな状況になってました(´・ω・`)






③後編:合戦初日その2(盟主城の攻防)
 




a) 総攻撃開始前


夕方には艶側も多くの同盟員が本領陥落し、敵さんの動きも落ち着いてきました。
夜のアクティブ増える時間帯まで待って、盟主本領への合流連弾を開始する計画なのでしょう。

前回(6期)は確か22時に寿司城攻撃開始でした。
今回もそうかな~?と思ったら、なんらかの調整があったのか結果的には23時攻撃開始に。


攻撃が始まるまでの間に、艶チャットおよび島津国の外部チャットではいくつかやりとりがありました。



手裏剣防衛兵の温存と盟主加勢

もともと敵連合軍が同盟員の各個撃破を狙っているのは明らかでしたので、「盟主加勢用の防衛兵は温存しよう」というのが事前の取り決めでした。
決着は盟主本領での攻防まで持ち越されると分かっていましたので、夜22時くらいまでには ほぼ全ての同盟員が1軍防御で寿司城に加勢を送っていました。
   *自分の本領で合流を受けて一度は陥落した同盟員も、3時間後に復活して寿司城にフル加勢送っています。


手裏剣加勢拒否の解除

島津のいくつかの他同盟から「艶盟主城に加勢を送りたいので、加勢拒否を解除して欲しい」と依頼があり。もともとは盟主の寿司さんが
<「最後落ちるにしても、艶メンバーだけで戦いたい」
という意向を出していましたが、拒否解除依頼が何件も来たので断り続けづらい雰囲気に。結局、加勢拒否は解除し、他同盟からの加勢を受け入れます。(五右衛門とかも来たみたいですがw)






b) 寿司城の決戦開始:黄金の亀


そして23時。
唸りをあげる敵襲の数々!






同盟員はINしていたほぼ全員がコスト全部使って盟主城に加勢を送っているため、陣攻撃・陽動など何もできません。(当時は加勢専用部隊や強襲部隊などナシ)
ただひたすら亀となって頭上を飛んでいく合流連弾を見送るのみ…


そういえば外チャで盟主の寿司さんがこんなこと言ってましたね。
<ただの亀やないで!黄金の亀や!w 


前回(6期)に盟主攻めを受けて陥落した時は同盟員全員でフル防衛しきれなかったので若干の後悔があり、「今回はみんなで守りたいね」ってことで亀作戦に舵を切っていたのです。

そして、連合軍と黄金の亀の3時間に渡る戦いが始まります・・・!!





c) 寿司城防御:鉄の2時間


攻撃を受け始めの最初の30分くらいは、壊滅する敵の合流連弾を見て盛り上がっていましたが、少しずつ削られていく加勢武将のHPを見て、みんなの話題はその先をどう考えるか、という点に移行。
どこかのタイミングで一発負傷しすべての加勢が飛んでしまってはそこで終わり。加勢入れ替えをどう実現するのか意見交換しました。


2つか3つくらいにグループを分けて、グループ単位で少しずつ入れ替えるか、とか真面目に議論しましたが、入れ替え中の防御力(加勢武将数)低下がHP減少速度にどういう影響を与えるかなど厳密に計算できず、結局組織レベルでは実行に移せず。
陣張り日などにこの事態を想定してきっちりシミュレーションしておくべきだったと猛烈に反省した記憶があります…


やがて外チャの会話も静かになっていき、2:00の休戦時刻まで盟主城が耐えられるかどうか祈るような雰囲気に。



防空壕で身を潜めて天に祈りながら空襲が終わるのを待つ、ってこういう心境なのかしら…
なんだか感傷に浸るような時間帯でしたね。
前回は盟主城が陥落し、同盟も解散しましたので、それが頭をよぎったメンバーもいたのかもしれません。






23時に攻撃開始されてから2時間経過。夜中の1時を過ぎても未だ負傷なし。
しかし加勢のHPはあと僅かです。





各自の判断で少しずつ加勢入れ替えをしたので一気に崩れるのは防げるか…
しかしこのHP減少ペースでは休戦時刻まで持ちこたえるのは絶望的。。。






d) 負傷、そして・・・


そして夜中の1時20分。62発目の攻撃を受け、ついに最初の加勢が剥がれます。


加勢が送れる人は再度出しなおすものの、間に合うのかコレ…
私は即復活も使い切った状態だったので、復活もできずただ眺めているだけでした。


この負傷で(確か)3~4割くらいの加勢が落ちましたが、まだ半分以上加勢が残っており、補充の加勢も順次向かっていました。

うまく加勢の補充が間に合い、入れ替えが機能すれば…あるいは2:00まで耐えるなんてケースがありうるかも?

…いやいや、残った加勢もHPは危険ゾーンに入っており、追加の補充が揃う前に力で押し切られる公算が極めて高い状況。

艶一門メンバーにできることは最早ほとんどなく、みんなで推移を見守るのみでした。




そんな祈るような空気の中、誰かがチャットでつぶやきました。

これ、もし2:00まで耐えることができたら、
俺たち伝説になるよね…w
 



ああ、こういうの…なんて言ったっけな~…
なんとかフラグ…







フラグ立ったな~とかいう状態ではありますが
残り僅かなHPでギリッギリのところで耐える加勢達…





夜中の1時20分に最初の大量負傷がでてから、なんと20分も耐え続け、いよいよ休戦時刻の2:00が視野に入ってきました。



耐えられるのか・・・?






しかし…






1時43分。71発目で62名負傷。



これで初期加勢はすべて消し飛び…残るは追加加勢のみ。

敵連合軍も夜中の2時まで残り約15分ということで怒涛の波状攻撃を仕掛けてきています。
しかし敵攻撃の中にはソロ凸や2~4合流なども混じり息切れ気味でなりふり構わぬラストスパートの様相!

一方でこちらの追加加勢も猛烈な勢いでHPが減少し、瀕死寸前!!










そこから数発、ついに限界に達し、1時45分に75発目で87名負傷。


これで主要な加勢部隊はデッキアウトし、僅か数部隊が残るのみに。



なけなしの残部隊で必死の抵抗を試みるも、1時52分についに敗北判定。



伝説まであと7分・・・ダメか・・・ダメなのか・・・






最早加勢が届く状況にはなく、盟主の寿司さんが2軍・3軍の自部隊防御を必死でデッキ配置。
チャットで話しかけてもお取り込み中で反応がありませんw


敗北判定で盟主城の耐久が削られたかと思うと、次の報告書では寿司さんが部隊配置してソロ凸を跳ね返して、とシーソーゲームを繰り広げ、最終局面は手に汗握る攻防に一喜一憂。





そして運命の87発目。
ついに寿司城陥落。



夜中2時の休戦時刻まで、残り3分を切ってました。




きっと敵さん達の連合チャットは狂喜乱舞の大騒ぎだったでしょう。
艶一門チャットも「おあああああ~」とか呻き声で溢れていました^^


休戦時刻の夜中2時まで逃げ切れていれば、本当にある意味で伝説的エピソードになったでしょう・・・
あと3分というところで決着。なんとドラマチックな攻防か・・・





e) 攻防実績まとめ


寿司城の攻防実績は、アメンバーの猫提督さんが当時ブログに整理されているものがあるので拝借!

 ⇒猫のだらだら日記






それによると…


数字がインフレしている昨今の感覚からすると戦功は可愛いものかも知れませんが、当時としてはまさに激闘…!
23時から始まって休戦時刻の2:00前までたっぷり3時間にわたり87発の攻撃を受けました。





f) 改めての感想


私も15期に渡ってIXAをプレイしてきました。
期毎にインフレが続いてきたので、4年も前の過去データを振り返ると数値的には物足りなく感じる部分もありますが、15期通してここまで記憶に残るような激闘は他にはありませんでしたね。(6期の艶盟主戦も相当な激闘でしたが…)

その後、運営さんの差配で東西戦・天下統一戦あるいは同盟陣の実装など大規模集団戦を推奨するような仕様変更が図られてきましたし、盟主戦用スキル(織田パパ・石田スキルや覇道天聖、マネマネなど)の蔓延、加勢専用部隊・盟主城直接配置の実装で、盟主戦の様相は大きく様変わりしてしまいましたので、この頃のガチンコの攻防が本当に懐かしく思い出されます。


なにより振り返って思うのは・・・
現在の仕様に比べて、この当時は複数同盟で連携して1同盟を落としに行く、ということにあまりメリットがありませんでした。
にも関わらず、艶一門を相手取り、ここまで大勢の方たちを結集してお祭り騒ぎを企画してくださったことがとても嬉しく思います。
きっと指揮官さん達は調整事が大変だったと思うんですよね・・・


IXAは対人戦のゲームです。
マンネリのルーティンで盟主戦するのではなく、「あいつらを落としてやりたい!」っていう、熱い想いが大勢の人達を動かして実現したこの戦いにおいて、栄誉ある標的に選んで頂けたことは私のIXA人生でもトップレベルの思い出です。

改めて、この戦いに関わってくださったすべての方に感謝申し上げたいと思います。

(4年も経っちゃったけど)本当にありがとうございました!