再燃したSMAP熱がまた落ち着いてきた頃。


私の中ではもうすでにメンバーの好きな順位的なものは存在せず、とにかく全員揃ったSMAPを見るのが大好物になった。

これだけ個性の違う5人が、ひとつのグループとして立ったときの迫力。
一言で言えば「スイッチが入る」感覚だ。

全員が、SMAPの顔になる。

ひとつの曲を歌う間にも、センターに入るメンバーが目まぐるしく変わるが、そのどの瞬間も圧倒的にSMAPだ。

余談になるが、稲垣吾郎と草なぎ剛がセンターに入ったとき、5人の空気感に深みが増すように思えるので結構好きだったりする。


インターネットでSMAP評をたくさん探して読むようになり、自分自身もグループとしてのSMAPのかっこよさ、面白さに思いを巡らせるようになった。

この頃になれば後輩グループも次々台頭してきていて、勢いが落ちたなんてメディアにも言われたりしていたけど、SMAPというグループは他にないし誰にも代わりができないと思っていたので、あまり気にならなかった。


長くかかったけど、本質的にSMAPをまるっと好きになれたのは、実はこの安定期からだったのかもしれない。


安定期を迎えて、今に至る。