今日から2泊で母はショートステイに行った。


 先月は嫌がってショートステイを諦めたけど、ステイ先を変更したして今月は行ってもらう事に。


 母は、行きたくないみたいで朝から物凄くゴネた。


 しまいには、父にアレクサするといいだした。今日は、お父さんのところに行く約束をしたから、と。(勿論違う)


 父とアレクサ通話するも、父はまったく相手にせず、さっさと切られる。


 行きたくないだろうが、やはり行ってもらわないとこちらも大変なので…


  エレベーターに乗るまで、母はぶつぶつ言った。

いつお父さんに会えるの?

今から何処に行くの?

お父さんが入院するから会いにいかないと!

お父さんにこれから世話してもらう!

でも今は広島の管轄なの?いつ帰れるの?


その度に一個一個テキトーに説明する。説明しても直ぐに同じ事を聞いてくるけど、聞き流しながら、そうだね〜、と説明する。あるいは話をそらしたり。


 そんなこんなで、母は迎えの車にのり、ようやくショートステイに行ってくれた、ばんざーいてへぺろ


 土日は、息抜き出来る。


介護で重要なのはやはり、息抜きと気分転換につきる。


 どんな言葉よりもそれが重要だ。上手く息抜きする事が長く続ける1番のコツだと思う。


 朝、失望のあまり、俯いて朝ごはんを食べる母を見て辛くなった。しかし、一緒に泣く事が介護じゃないと思う。辛さに耐えて、元気な声で母をショートに送り出す事のほうが、長く続けるためには必要だ。泣く事が介護ではないのだ。