​味噌を作った話


わ!気づけば、3月も終わり!

なんて日々がはやいのでしょう!


ちらほら桜の蕾も花が咲いたりしておりますね♪




さてさて…!

話は遡り……!


春分の日の次の日に…

"味噌づくり"をしました!


数年前、ひょんなことから、味噌汁を作ってのむことがマイブームになり……(料理研究家の土井善晴先生の言葉によって、味噌汁のハードルがさがったからです♡)


『自分でお味噌から作ってみたい!』

との気持ちが高まっていきました!!!


"味噌の仕込みは冬から春にかけての時期がよい"みたいな話もあるので、興味ありそうな友人たちに声をかけて、実現しました◎




①大豆の吸水!(16時間ほど)


(前日から大豆を水に浸します!)

(しっかり水を吸うと倍くらいの大きさに!)




②大豆を煮る!(4時間ほど)


(沸騰しないように火にかけてアクを取ります)

(大豆の皮も取り除きました!取り除かなくてもいいよって書いてるレシピもありますので、お好みで)




③塩切り麹を作る

(麹と塩を混ぜて合わせる)





④大豆をしっかり潰す

(ビニール袋を二枚重ねで、指で潰していきます)

(フードプロセッサーを使ってもOK)




⑤ ③と④を合わせる

(大きなお鍋に、塩切り麹+大豆+塩切り麹の順番にサンドイッチしていれる)

(大豆の煮汁を加えながら、耳たぶくらいの柔らかさにする)



⑥容器に詰める

(ハンバーグ作りのように団子をつくり、空気を抜くようにして容器に詰める)

(詰め終わったら、塩をまぶし、容器との隙間にも塩をかける。カビの予防)




⑦熟成させる

(直射日光はダメ)

(20〜28度くらいを保つ)



今後の予定🐇

⇨三ヶ月後に、天地返しをする

(字の如く、味噌の上下を詰め替える)

(味噌の熟成を均一にするため)


⇨さらに三ヶ月後、完成予定♡




ものすごく、手仕事だなぁーって感じながら、黙々と作業しました。


大豆を潰す手の感触や、塩切り麹と混ぜるときの触感が気持ちよかったなぁ。


みんなで手を清潔にしてから、素手で作ったので、みんなの手のエキスもたっぷり入っているはず(笑)


今では、手軽に手に入る"お味噌"だけれど、昔はどこの家庭でも、それぞれの秘伝のレシピみたいなのがあって、ずっとずっと伝統として作っていたのだろうなぁー!

(味噌の元々は、中国から伝わった"醤(ひしお)"と呼ばれるもの。"醤"はご飯のお供的に舐めて食されていた、貴族たちの高級食材。その"醤"の完成前に食べてみたら美味しかった!みたいな感じで広まったのが"味噌"だといわれているようです!平安時代とかまで遡る、歴史的な食べ物!ソウルフードだ!)


日本の歴史的な食べ物。

作り方も、当時からさほど変化なく、今に至る。

そして、今の時代でも家庭では欠かせないものだし、発酵食品として、健康面からも注目されている食べ物でもある。


味噌ってすごい!


そして、約半年かかるお味噌作りなので、半年後の自分へのタイムカプセルのような気持ちで、詰めて、今は、熟成させております。

ドキドキ。たのしみだな。

無事に出来上がってね。



完成したら、個々の自慢のお味噌で、お味噌汁を作って、飲み比べをする予定です♡

(きっと、それぞれの環境で熟成発酵されていくので、味や見た目に変化が現れるとおもうのです!)

(誰の家が一番熟成に適しているのでしょうか(笑)!?!?)

お味噌作り一緒にしてくれてありがとう◎


のこされ島でみんなで作ったの、たのしかったねぇ!!!!(場所貸してくれてありがとう◎)